母の日でしたね☆ ついでにロッホナーの描く聖母

こんにちは☆

松浦です。
かなり久しぶりの日記の更新となってしまいました。
本日は母の日でしたが、皆さんは何かされましたでしょうか。

私は今年、実家の母には
かなり実用的なプレゼントを用意しました。

梅雨入りも間近ですので、
新しく清潔なまな板で健康な日々を...と思いまして。

まな板...!
を贈りました(笑)

ちなみに、
松浦自身は自称”猫ママ”ですが


今日も平常と変わらす
”ご飯くれー”のベットダイブと
猫パンチをいただきました。



毎朝欠かす事なく、
確実に寝込みを狙うお取り計らいで

我が家は目覚まし時計要らず!



私が観念して立ち上がるまで繰り返し自動更新する
スヌーズ機能もついています!





そんな母の日の本日、
ご紹介するのにぴったりの?!
マリア様のコレクションがこちらです。


http://archangel.ocnk.net/product/1946

本書には15、16世紀の主要な作品、
そして17世紀の作品が少々と
14世紀の作品が僅かに含まれます。


この本の制作にあたっては7年間検討さていた
との事ですが、1915年ついに出版が決まったそうです。

そんなテーマの1冊ですので
読むと、美術史の知識が高まるだけでなく
静寂で心温まる聖母子像の絵が
戦後間もない時代を生きた人々の心を癒したのでしょうね。

(※本書自体の発刊は1940年頃です。)

本書のコレクションはカラーの絵は含まれませんが、
私の特に好きな作品の画像をひとつ
引っ張りだしてきました。



参考 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%86%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%9B%E3%83%8A%E3%83%BC

P13ページの
Stepfan Lochner 
Madonna im Rosenhag

ケルンで活躍したロッホナーの薔薇垣の聖母
とか薔薇園の聖母子とよばれる作品。

マリア崇拝の最高潮を迎えた中世末期、
天使やバラに囲まれたする燦たる世界の中で
柔和な笑みを浮かべる、

クリスマスカードでお馴染みの
あのマリア様ですね。


背景のバラは、天の楽園を意味し
赤い色は殉教を表していたり、
青色にも白色にも
意味があります。



本書を手にとった際、
フッと体を取り囲むような、
不思議な癒しの空気を是非ご体感ください。