神話の神々の本が入荷いたしました。

こんにちは☆

松浦です。
10月も下旬にさしかかり、
ベルリンは木々の葉が一斉に黄色くなっております。
この葉っぱが全て落ちきったら、
今年も冬がやってきます^^


(写真は後日登録ーー)

ブログの方が全く追いついておりませんが、
美しい古書は引き続き入荷し、毎日何か出品しております!

ご紹介が遅くなりましたが、格好良いゼウス柄の
"オリンポスの神々”についての古書も近日入荷いたしました。


アンティーク★ ローマ•ギリシャ神話 オリンポスの神々 イラスト多数 歴史 史料
http://archangel.ocnk.net/product/3772






本書を見ていて、
この季節にぴったりの神話をひとつ思い出しました。



冥界の王ハデスが恋した、ある美しい娘ペルセポーネ。
罠である世にも美しい花を摘んでいると、
突然地面に穴が空きペルセポネは冥界に連れ去られました。

拉致には成功したものの、父ゼウスとゼウスの兄弟であるハデスの間で交渉され
ペルセポーネは地上に返してもらえることになりました。


しかし冥界にいる間にそこのザクロを食べてしまったペルセポーネは
”冥界の食べ物を食したら冥界で生きる掟”に反すことができず
食したザクロ4粒分(1年のうち4ケ月)を一生冥界で過ごす
事となりました。

ペルセポネの母で、豊穣の女神は深く悲しみ
娘の居ない4ヶ月間は食物が実らない季節(冬)となった
と言われております。


ちなみに私は乙女座なの一層親近感が湧くのですが、
乙女座のモデルになっているのも冥界の女王ペルセポネです。

※ハデスは本書ではローマ神話のプルート、ペルセポネはプロセルピーナとして載っております。