挿絵の美しいアンティーク詩集とドイツの精霊!

こんにちは☆

松浦です。

本日のベルリンは最高27℃になるらしく
数週間前と比べ気温が”35℃以上もアップ”した
あたたか〜い日和です☀

春っていいですね♫

ところで、今日はあるライン川下りの風景から
おもしろい写真を見つけました
これは何でしょう。



参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%82%A4

この場所は昔川幅が狭くなっていることから
流れが早く船がよく事故を起していましたが
現在は幅が広げられています。

またこの岩山に向かって大きな声で叫ぶと
やまびこが返ってくるので、楽しいそうですよ。

ドイツでは、
この岩山とそれに宿る精霊を
ローレライ("luen" 潜む+ "ley" 岩)と呼ぶのだそうで
結構神秘的なところなのです。

そういえばやまびこの方も、、、
日本の古典では木霊(こだま;樹木に宿る精霊)の仕業とされていましたが。

話がそれましたが、
そんなローレライは、
ドイツの有名詩人ハイネの詩でも題材となりました。

Lorelei

Ich weeß nich, mich isses so gomisch,
Und ärchendwas macht mich verstimmt.
Ich globe, des is anadomisch,
Wie das bei de Menschen so kimmt.

De Elbe, de blätschert so friedlich,
Und e Fischgahn gommt aus dr Tschechei,
Drin sitzt ne Familche gemütlich,
Nu sindse gleich bei dr Bastei....省略

ちょっとおかしな(?)
ドイツ語ですが
入力間違いではございません。
昔の低地ドイツ語か、方言かと思われます。

そんな、
ハイネのローレライは
本日登録した美しい詩集にも掲載があります







きっと↑
ローレライの精霊は今もこんな感じで上から舟人を
眺めているのでしょうね。

ライン川下り、面白そうです。