シックな古書セット(送料無料)とフィンランドの卵

こんにちは☆
松浦です。

なぜか見落として、登録を最後まで完了していなかったシックな古書セットを出品いたしました^^

こちらは装飾的な表紙、背表紙の型押し模様、ワインレッド系の落ち着いたお色の古書3点のセットで格好良い感じですが、
もう柔らかな印象のベージュと水色系のほんわかしたセット(シェイクスピアの本とイギリスの本のセット)も近日出品予定です!














メイン写真の古書右から
・レーナウ作品集 1900年頃12cmx18cm(2,5cm) ページのカット面青色、背表紙四隅レザー 
・ハンス マルティン エルスター 1900年頃 13cmx19cm(3,5cm)カット面天のみ青色、 背表紙革装
・アナ・ マリア・ファルケンシュタイン 小説 1942年 13cmx20,5cm(3cm)

その他の詳細は商品ページよりご確認くださいませ。
http://archangel.ocnk.net/product/4324


さて、全く別件ですが適当にデイリーニュースを飛ばし読みしていたところ
フィンランドの子供の教育現場において、PBL(問題解決学習)を導入するという試みがあることを知りました。

フィンランドといえば、すでに、小学校が7歳から始まり1日授業が5時間で宿題もほぼ無いにも関わらず
世界1の読書量と、世界トップレベルの学力(゚Д゚;)を誇る圧倒的な教育先進国です。

そこで、2016年に提案され、定着しつつあるのが
”何を勉強するか”の授業から、”どうやって勉強するか”の授業への移行。
私の読んだ記事によれば、年間でたとえば”気候の変化”などとテーマが決められ
チーム分けされた生徒たちはそのテーマに基づいて
科学、経済、環境、政治などの観点から問題解決方法を考察するという学習方法です。

テーマとされるの問題は簡単に解決できる問題では無いので
これらの学習で、自発的にリサーチしたり作業を分担したり、議論したりするわけです。


がそんな、大学生になってやっと取り組みそうな勉強を7歳から16歳までの一般的な学校で
少なくともある程度の期間(自治体によって異なる)は実行しましょう。
という話。

”一般の教科をやらないと遅れるじゃーーん。”
という批判的な意見も教育者の間には勿論あるようです。

が、歴史や科学は言及するまでもなく、計算したり外国語を読解する知識は当然PBLのリサーチやプレゼンテーションに必要ですから
勉強していると感じる隙すら与えずクリアできるのでは。
もしくは自己分析によって得意な分野を担当してチームに貢献することでスキルアップになるのでは!?
と、私も思った方ですが、どうでしょうかね。


さて、コロンブスの卵
(大陸発見はだれにでもできると評されたコロンブスが、卵を立てることを試みさせ、一人もできなかった後に卵の尻をつぶして立てて見せたという逸話からだれでもできそうなことでも、最初に行うことはむずかしいということ。)

という、かの有名な言葉がありますが、
現実の世界においてはやり方が分かっている事ほど今はいいやと後回しにされたり、他者に頼ったりして卵は5年でも10年でも寝かされたままです。

そんな中、世界のどこでも始められてないことを批判されても最初にやってしまうフィンランドって
いつもながらすごいわぁー。と思ったのでした。