(1月/3月)
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キリスト教文化を色濃く感じさせる
興味深い古本が入荷しました。
中世後期には、王様や貴族によって
贅沢な装飾のほどこされたお祈りの本が製作されました。
聖職者達が日々朗読する祈りの記された
”Breviarium Grimani ”という16世紀
(1510〜1520年頃)の聖務日課書のひとつ
(和)グリマニの日課祈祷書
本書はその中におさめられた
1から12月の装飾ページを集め
”Die Freuden des Jahres “
とタイトルされる小さな作品集として出版された小さなご本です。
(5月/7月)
本書のタイトルは(意)年の喜び
と直訳の意味を持ちますが”季節の恵み”を感じさせる光景の数々を御覧いただけます。
(解説)Michael Neumann
ちなみに、
表紙に採用されているのは”4月”です。
春の光の中、野の散策でしょうか。
遠く背景にうっすらと街が見えます。
その他の写真として奇数月を掲載します。
サイズ 約17cm x 21,5 cm(厚み約0,8cm)
ドイツ語
発刊年1966年頃
(9月/11月)
<コンディション>
60年代の古本につき全体にヤケがございます。
表側の表紙背表紙側(Michaelの文字の左側)によくみるとわかる切れた部分が3cm程ございます。
本全体としてはしっかりした良い状態です。
中世の作品内容にご興味のある方、
また、聖務日課書、時祷書、日課祈祷書などに関する資料としても面白いご本です。
中世のヨーロッパも
毎月こうして季節が移り変わったのでしょう。
自分の誕生月の景色が妙に気になりますね
コレクションにいかがでしょう☆
<送料>
全国一律700円で書留発送を承ります。
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