素晴らしいイラストの植物本が加わりました。
この度のテーマは、
Giftpflanzen
(意)有毒植物
となっており、
本書は全草または一部に毒の成分が含まれるような植物を集めた図鑑となております。
まえがき部分には
昔の毒を入れる容器について、
例えばGiftring (ポイズンリング)と呼ばれる
くぼみのある指輪の事が書かれてあったり、毒と(毒による)虐待の歴史
天然由来の有毒成分についてあらかじめ簡単な説明が載っております。
サイズ 約15,5cmx21,5cm(2,5cm)
ドイツ語
1983年 プラハ 発刊品
本書はドイツ語訳版ですが原作は
チェコの書籍です。
各植物イラストはページの右側に、
左側には各々の植物の説明と作用物質(例アルカロイド、サポニン、スコポラミン)や
どの部分に毒があるのか(例 全草、葉、実)
そして毒の強さは4段階のシンボルで確認できるようになっております。
ドクロ →( 致命的な猛毒)
十字架 →(とても強い毒、死に至る場合有)
X →(有毒)
(X)→(弱い毒性)
そして、対極のヒーリング効果についても書かれております。
薬も過ぎれば毒とは言いますが...
興味深いのは
毒性がある植物でも治療効果が確認され
ある意味生薬、漢方にも使用される薬草でもあり得るところです。
毒の事はともかく、
植物画が見た目に大変美しい1冊ですので
ボアニカルアートとして御覧いただくにも
よろしいかと思います☆
<コンディション>
外カバー無し。ハードカバー
本体はベージュの布ばりのご本です。
特に目立つダメージは無く綺麗な状態ですが、
80年代のお品ですので多少の使用感をご想定ください。
<発送>
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