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本書は
Gesangbuch zum Gottesdienstlichen Gebrauch für Evangelische Gemeinen
福音派の礼拝使用の為の賛美歌集
マリア様のカードが挟まっておりました。
プロテスタントにおけるマリヤ観には
いろいろな見解があり、ここに存在する事に疑問を感じましたが
160年の間にはいろんな信仰者の手に渡ったお品なのでしょう。
サイズ 約12cmx17,5cm (厚み約3cm)
ドイツ語 三方金
1853年ベルリンにて発刊の本書は
1855年のスタンプと1863年の書き込みが確認できます。
私が本書を入手したのもまたベルリンです。
この160年の間ベルリンに留まりここで時を重ねてきたのかもしれませんね。
表裏表紙の角を彩る花はおそらく
「純潔」「三位一体」の象徴としての
百合の花でしょう。
しっかりと分厚い古書ながら本体は
ベルベットの生地で包まれた柔らかさがあり、
息をのむような華麗な装飾が施されております。
美術品級の美しさには
心を和ませられることでしょう。
十字架を取り巻く植物はカトリック教に置いて
重要な意味を持つぶどうの木ではないでしょうか。
この絵の意味に関係のありそうな教えをひとつ見つけました。
ヨハネによる福音書 第15章
には、ぶどうの木のお話がございます。
参考文献
http://web1.kcn.jp/tombo/v2/JOHN15.html
”わたしはまことのぶどうの木、
わたしの父は農夫である。
わたしにつながっている枝で実を結ばないものは、父がすべてこれをとりのぞき、
実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、
手入れしてこれをきれいになさるのである。
あなたがたは、
わたしが語った言葉によって
既にきよくされている。
わたしにつながっていなさい。
そうすれば、
わたしはあなたがたとつながっていよう。
枝がぶどうの木につながっていなければ、
自分だけでは実を結ぶことができないように、
あなたがたもわたしにつながっていなければ実を結ぶことができない。”