希少☆インゼル文庫　もじゃもじゃ頭のペーター　悲劇絵本×教訓

販売価格: 3,500円

重み: 300g

在庫なし

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内容は写真の下に記載します。

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なんだかおぞましい風貌の表紙の少年。
一体どうしたんでしょう。

ひとつお話をご紹介したいと思います。

表紙 ”Der Struwwelpeter”　のお話
”Sieh einmal, hier steht er. Pfui ! Der S t r u w w e l p e t e r ! An den Händen beiden Ließ er sich nicht schneiden Seine Nägel fast ein Jahr; Kämmen ließ er nicht sein Haar. Pfui ! Ruft da ein jeder: Garst'ger Struwwelpeter !”

（意）

”見てみろ彼だ。
おえっ！もじゃもじゃペーターだ！
１年は切ってないだろう、きったない爪で、
髪の毛も梳かさない。
おえっ！みんながそう呼ぶんだ。
”気持ち悪いもじゃもじゃペーターだ”って

→身だしなみを整えないでいると、
こうしてみんなに忌み嫌われる結果になる！

その教訓を得られるお話なのでした。

※インゼル文庫の古書は品番、状態、タイミングによって価格が異なります。

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本書のタイトルは
Der Struwwelpeter
oder lustige Geschichten und drollige Bilder
1933年発刊品

絵本ですのであとがきを除くページはこのように
挿絵とストーリーで全て構成されます。

精神科医であったハインリッヒ•ホフマン
Heinrich Hoffmann(1809 -1894)
彼によってこの絵本
”Der Struwwelpeter”は執筆されました。

しかし、以前はタイトルも別名、
作者も匿名で出版されておりました。
初版が登場してから、１０年以上経って
”Der Struwwelpeter”というタイトルになり
こうして本書、インゼル文庫６６番としても出版されております。

韻を踏んだ文で綴られるこの短いお話は
御覧のイラストから想像できる通り
どれも悲劇的な結末を迎えます。

不品行のもたらすシュールな最後には大人でもひやっとさせられ、
そんな物語の影響は他の小説に及んだり、派生作品も登場しました。
※ヤケの他に中のページの状態は悪くありませんが、背表紙株に表面の紙のはがれがやや見え、
表紙に薄くシミがございます。
１９３３年〜の本としてはまだしっかりしております。

本書に掲載のある全１０話！
「もじゃもじゃ頭のペーター」
("Struwwelpeter")
「残忍なフレデリックの話」
("Die Geschichte vom bösen Friederich")
「マッチによる悲惨な話」
("Die gar traurige Geschichte mit dem Feuerzeug")
「真っ黒な男の子達の話」
("Die Geschichte von den schwarzen Buben")
「乱暴な狩人の話」
("Die Geschichte von dem wilden Jäger")
「指しゃぶり小僧の話」
("Die Geschichte vom Daumenlutscher")
「スープのカスパーの話」
("Die Geschichte vom Suppen-Kaspar")
「落ち着きのないフィリップの話」
（"Die Geschichte vom Zappel-Philipp" ）
「上の空のハンスの話」
(Die Geschichte von Hans Guck-in-die-Luft")
「空飛ぶロベルトの話」
("Die Geschichte vom fliegenden Robert")

各国の言葉に翻訳されて読み継がれる
衝撃的な絵本です。
コレクションにいかがでしょう♫