アートな古本☆　万年暦　フランスの時祷書　　細密画　　カレンダー　　手帳にも☆　中世　マリア様　キリスト　

書籍名
Immerwährender Kalender -
Mit Miniaturen aus einem mittelalterlichen französischen Stundenbuch

ゴシック様式の大聖堂だけでなく、書物の装飾が盛んに行われた中世フランス。
14世紀前半にはこの「時祷書（livre d'heures）」というジャンルも登場しました。
これらのお祈りの書は主に王侯貴族が依頼したもので個人的な信仰のために使われたり、
教会の旅行や旅に持っていったり、病人の枕元で使われたそうです。
これらの本はイラストで豊かに装飾されている場合が多く芸術的にも重要な価値を持ち
農村の日常を描いた風景は、歴史、文化史の観点からも価値あるものとなりました。
本品はそのような時祷書からいくつかの絵が選出されたコレクションですが
ページの半分は空欄に日付が入っており、万連暦（カレンダー）として使える手帳になったものです。