アートな古本★1916年の美術　展示カタログ　　フィリップ　オットールンゲ　ドローイング　＆　切り絵　コレクション

書籍名
Philipp Otto Runges Zeichnungen und Scherenschnitte in der Kunsthalle zu Hamburg.

解説
Gustav Pauli.

フィリップ・オットー・ルンゲ（1777-1810)は
初期ロマン派のドイツの画家であり
本作ではハサミをつかった切り絵やドローイング、図案のようなものが紹介されております。
彼は「風景」を巨大な神聖文字（ヒエログリフ）、つまり隠喩や象徴として描くという構想を生み出し
作品化させていたようです。
人間の環境世界を芸術的に描き出すという構想は、彼を総合芸術の先駆者とした、とのこと。

本作では当時Kunsthalle zu Hamburgに展示されていた
フィリップ・オットー・ルンゲの作品が載っております。
展示のカタログとして作られた印刷物のようです。
カタログといってもハードカバーの表紙にエンボスの模様が全面的に入っており
かなり豪華な作品集となっております。