ハイネのおしゃれな青い本 と 簡単リラックス法

こんにちは☆

ドイツは2日からすっかり
平日の空気を取り戻しております。

普段通りの平穏な静けさが何より好きな私は
平日が戻って来て一人喜んでおります♪

コーヒーのこぽこぽと抽出される音や、
時計の秒針が動く音、
海の音、
静けさの中のそんな音に癒されるんですよね。

今はもうハワイには住んでいないので、
海の音は全く聞こえなくなってしましたが。



ところで


人間がリラックスしたり幸せを感じているときというのは
呼吸を1分間に18回しているそうです。

人間が海の音にリラックスできるのは
1分間の波の打ち寄せサイクルに関係していて、
それがまた世界中どこの海でも約18回なのだそうです。

時計を見ながら計算して18回呼吸するのは疲れますが、
波の音を聞くイメージと
地球のリズムに併せて呼吸をすると
ほっと落ち着くかもしれませんね。

そんな海の話とも
無理矢理関連づけたい
シックな青いご本を1冊ご紹介させてくださいね。










美しいご本が入荷しました☆

以前他の作家さんの作品集としてご紹介したこと
のあるシリーズですが、
レースのあしらわれた宝石箱のような1冊です、

タイトル Heinricg Heines Sämtliche Werke
12巻完結のシリーズの内本書は
7−9話の入った1冊です。

ドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネ氏
(Christian Johann Heinrich Heine、1797-1856)

恋はなにものも怖れない。
いざとなれば、死神という天下無敵の強者のとこへ走っていき、それを味方にする用意がある。
死神を味方にした恋くらい強いものはない。

の格言を今に伝える
”シェイクスピア劇の女性たち”
,Shakespeares Mädchen und Frauen"や

ルートヴィヒ・ベルネ覚書( Ludwig Börne, 1840年)
が内容に含まれます。

カール・ルートヴィヒ・ベルネ
(Karl Ludwig Börne, 1786年1837年)は
ドイツの政治的作家、文芸評論家であった人物で
ハイネと対立する立場にありました。

ルートヴィヒ・ベルネ覚書については
タイトルからして当時
批判の声も上がったそうで、
今日でもいろいろな見解があるようです。

 

本書自体の発刊年は
1880年−90年代と推測します。

サイズ 約13cm x 18,5cm (厚み約3,8cm)
ドイツ語です。












よくみると金色でエンボスされた部分に
小鳥やお花の柄が入っております。

本としてしっかりしており
目立つダメージもない美品です。

ハイネのシェイスクピア論にご興味のある方にもおすすめです。