ビブリア古書堂の事件手帖 というのが流行っているのですか。

こんにちは☆

今日は
旅行先のエジプトから帰って来た義母が
ベルリンに来ていたので
早朝から起きてお掃除しましたよ。

25℃の国から
真冬の最中のドイツに帰ってきたら
目立ちますね。

こんがり日焼けしたお肌が
セレブなオーラを発していました☆

ところで、

ビブリア古書堂の事件手帖 
というのが今日本では流行っているのですか?

日本の流行から遠のいた暮らしをしており
お客様から教えていただくまで
全く知らなかったのですが
今とっても気になっており日本から小説を取り寄せようかと
思っています。


最近、
妙に若い世代の方も私の古書にご興味をもってもらえるので

”どうしたのだろうか...?”と

思っていたのです。

どんなきっかけであったにしても、
ebookの普及で忘れかけられていた古い本達が
再注目してもらえ私もなんだか嬉しいです。

古書には、
流行すたり、
中に書いてある事が知識として共有されただけでなく
もういろいろな事情が詰まっています。


手紙や書き込みが出てくると。。。
持っていた人の性格や、
その人に読まれる事になったいきさつ、
どんな人がどんな目的で必要だったかまで
分かる事もあるんですよ。


お別れの言葉、感謝の言葉、愛の言葉
筆跡を残した人が
伝えたかった相手には読まれる事のなかった独り言も
100年経ってに誰かの心に届くことがあるのです。


豊かな国に暮らしてもなかなか手に入らない
そいういう
お金で買えない価値をご本と一緒にお届けできたらいいなと
思いつつ。。。。
わたしは本をさがしています。

今日は、
格好良い賛美歌のご本をひとつご紹介したいと思います。





1899年発刊の
古い賛美歌のご本が入荷しました。
十字架の後ろ手にはよく見ると花柄がエンボスされております。

サイズ 約10cmx14cm(厚み約 2,5cm)
ドイツ語 



黒くシンプルで実用的なものが最も多いですが、
本書は背表紙のまでとても美しくデザインされております。



模様が深く入っており
金色のラインがほとんど色あせることなく残っております。







中のページの状態も大変良いです。



外箱は
今は擦れて傷が目立ちます。
外箱に守られていた中のご本は
表面のレザーがほとんど擦れずに
美しい表紙を保っております。

外箱は100年以上毎日
この相棒と一緒でしたので
本書に併せてやや変形しております。
他の古書では
いくら同サイズでもすっぽりとは収まらないのです。
おもしろい発見でした。



箱付きの美しいご本です。
コレクションにいかがでしょう。