シーザーサラダの俗説と Julius Caesar

こんにちは☆
松浦です。

自然療法の好きなドイツでは
その辺りの薬局にもハーブティーの品揃えが多く
”このお茶は何に効きます”と
書かれてあるので分かりやすく
風邪のひきはじめ等助かります。

昨日から喉が痛かったので
私が飲んでいるのがセージのお茶。
セージは日本でも洋食で肉や魚の臭みを消すスパイスとして使われると思います。

抗酸化作用が強く、こちらでは古代ローマ時代にも
免疫を高める薬草として使われていました。

薬っぽくなく味も結構好みですので、おすすめです。

ところで今日も一つご本をご紹介したいと思います。
何度がご紹介しておりますシリーズですが本書は第5巻となります。














第5巻
本書の内容例としては悲劇
『タイタス・アンドロニカス』(Titus Andronicus)
1500年代〜や

(英語:The Tragedy of Julius Caesar)

共和政ローマの独裁官ガイウス・ユリウス・カエサル
を描いた『ジュリアス・シーザー』1599年〜
悲劇等を含みます。

ドイツ語訳版となります。






背の部分の模様も素敵です。
金彩の文字と模様がはいっております。




シェイククピアが題材に取り上げた人物でもあり
一時は神扱いされた人物

カエサルの”Caesar”シーザー(英読み)

という綴りを見て?!ひらめきました。

これはもしや

あの、こってりチーズ風味で美味しい
シーザーサラダの語源ではないか,,,?
と。

ガイウス・ユリウス・カエサルの好んだ
ドレッシングだったのかしら。



と思って調べてみた所
シーザーサラダの歴史は意外に浅い事が分かりました。。。

紀元前44年のカエサル氏没から
ずっと後1900年代
イタリア系メキシコ移民のCaesar Cardiniさん(一般の方)
が作ったのだそうです。


ちょっと残念でした。


名前が似ていることで
現代も多くの人がシーザーサラダの語源ご勘違いして語っているのだそうです。


しかし、

ポンペイウスと対立したカエサル
が武装して渡る事を禁じられていたルビコン川を渡りローマへ進む際に言い放ったとされる
セリフは今でも聞きます。


Alea jacta estラテン語源


The die is castまたは

=賽は投げられた

勝敗を決めるさいころが振られてしまったら
もう後はやるしかないですね...!