変わる勇気。 フリードリヒ・ヘッベル

こんにちは☆
松浦です。


突然ですが、人の持つ

”オーラ”の色を信じる方いらっしゃいますか?


私は前にハワイに住んでいた頃

人の持つ”オーラ”が見えるという方に出逢いました。

その方によると当時の私のオーラは

深い、暗ーい青。。。

森で、ただ静かに深く、

来るモノは受け入れつつも、

こちらから波を起こす気配は無い湖のような青


,,,ですよ。


と言われた事がありました。


このようなオーラを持つ人は意思のとても固い人
言い換えれば
”頑固者”

なのだそうです。

その場に居合わせた他2人のオーラはそれぞれ同系の青
だったのですが

一人は皆に平等で広くて優し心のような”空の青”

もう一人はどんどん流れる川の水の青、
常にチャレンジして人生に変化をもたらす性格の表れ。


と言われたのですが
確かに当時それぞれにしっくりときました。


そう、

その頑固オーラを持っていた頃、私は
”一度決めた事を貫く”という美徳にとても忠実で

決めた事を投げ出してはならないと決めつけていたのです。

しかし、そんなある時

その後の人生を揺るがす程の2つの選択肢が与えられた時

私は気が付きました。



結果的に、そこへたどり着くことができれば
行く道を変えても別に良いじゃないか。。。と



それで私が選んだ道は、
決めた事を曲げた代償に
ゼロから始まるいばらの道で当然痛い目にもあいましたが
結果
”あの時考えを変える選択をして本当によかった☆”



今は思っています♪



そんな体験にも通じる言葉を、、、
1800年代のドイツ人作家も残していました。

"Es gehört oft mehr Mut dazu, seine Meinung zu ändern, als ihr treu zu bleiben."


”考えを変えるという選択の方が勇気が伴う場合がある。
変えないという選択よりも,,,”


本日ご紹介する古い作品集の作家
フリードリヒ・ヘッベル氏の言葉です。


アンティークショップより
コンディション、デザイン共にとても美しいご本が入荷しました。








背表紙も豪華です。



本書は Hebbels Werke 10-12
クリスティアン・フリードリヒ・ヘッベル の作品集
10〜12話の入った1冊です。

発刊年は未明記ですが1880年頃
内容は1840年代の作品が主です。


日本語訳版も登場している
昭和初期世界名作翻訳全集 
”マリーア・マグダレーネ ”Maria magdarena 1843−4
のプロローグ部分等
本書に掲載があるようです。

Christian Friedrich Hebbel ( 1813 -1863 )
ヘッベル氏はドイツの劇作家、詩人であった人物です。






豪華な装丁の古書です。
コレクションにいかがでしょう☆






※引用したドイツ語の訳は独自の解釈になっております、ご容赦ください。