ベルリンの古書店散策と☆クライストパーク周辺

こんにちは☆

松浦です。

日本は熱中症で倒れる方が続出の猛暑なのですね、
ベルリンは肌寒くて私はまた
トレンチコートを引っ張りだしてきたところです。


今日は
少しくらい運動しなかれば。。。
と思い立ちまして
電車を使わずに目的地へ出かけておりました。

16時15分に出発して18時15分の帰宅
たった2時間のお散歩コースでしたが
面白いものをいろいろ見ることができ
良い経験になりました。


本日の目的地は、私の住む西ベルリンの中心からは
電車で4−5駅?
徒歩(無理矢理)50分くらいの場所にある

この本屋さん!
参考 http://buecherhalle-berlin.de/infos.htm



場所 Hauptstraße 154 10827 Berlin‎

古書店特有のホコリっぽさもなく、
綺麗に整理整頓された品々が綺麗に並ぶお店です。

鍵のかかったショーケースには1810年頃やそれ以前の
文化遺産レベルで希少なご本もございましたよ。

1階のみならず、



人が一人通れる程度の幅で、
段差があって注意して歩かなければ
コケそうになる作りの2階部分もありました。

高所恐怖症の方だとちょっと冷やっとさせられます。

しかし、お店の人の感じも良く
海辺のカフカの佐伯さん風ドイツ人マダムが
お会計してくれました。

お店を出て歩いてすぐの場所には
”Heinrich-von-Kleist-Park”

ハインリッヒ フォン クライストパーク
という緑地公園のようなものがあります。



そして


(Die Königskolonnaden)
公園の裏側?にあるDie Königskolonnadenが通り側からよく見えます。

この美しい柱の並ぶ神聖な雰囲気の建造物
その昔、ここには存在しませんでした。


(↑ 1909年)

最初のDie Königskolonnadenは
ドイツの建築士Carl von Gontardの計画の下
1777 年〜 1780年、ロココから新古典主義の移行期
に建設されたのです。

しかし、
1910年ー1911年、
その場所が鉄道の駅を建設する場所として必要になり、
取り壊されました。

そうして
ベルリンの主要駅の一つ
アレクサンダープラッツ駅の建設の1年後
Die Königskolonnadenは現在のクライストパークのある場所
に再建されたのだそうです。


まあ、このエリアは、
日中の治安まで悪いとは言いませんが
こ綺麗な雰囲気の街ではございません。
スーパーはたくさんありますが
安かろう悪かろうな品質の生鮮食品が多い印象です。
ヨーロッパらしい雰囲気の
おしゃれなカフェ等も見かけませんでした。

普段電車の窓から眺める一瞬の景色には
土を踏んで歩かないとわからない世界が広がっています。

隣街とはいえ、
ちょっとドイツらしからぬ異空間。
路上でシートを広げ、不要品を売ってお金を稼ぐ
トルコ系移民の子供達の姿が印象的でした。

あの子達の目に映る景色もまた
私のそれとは違っているのでしょう。