神輿に見る異文化の影響 

こんにちは☆

松浦です。


ベルリンは肌寒い夏の日々が続いております☆

先日、
ご縁があってクリスチャンの方々とお会いしました。

それでお話を聞いているうち、
わたしの普段扱っているような古書の中に出てくるものや
芸術、日常効いている音楽すらも
どれだけ宗教の影響を受けて出来たのかという事がわかり...
好奇心の扉をまたひとつ開いてしまいました。

それでいろいろ文献を読んでいた矢先、
聖書考古学を研究しているチームが
トルコにある山でその
ノアの方舟の残骸を発見した!
という動画を見ました。

※7月17日は
上のノアの方舟がトルコの山に漂流したとされる
聖なる日です。


結果このお話を思い出した所です。



旧約聖書の創世記におけるひとシーン。

堕落してしまった人間達の姿を見て
”創るんじゃなかった〜”
と後悔した創造主(神様)が
洪水による世界滅亡を企てました。

その計画の進行中ヤハウェ(唯一神)に従う無垢な人として
助けてもらえることになった
預言者の一人で善良な人 ノア




ノアが
これから起こる
大洪水の間、家族と動物(雄雌の対)と生活するための
方舟を建設している様子。

そうしてこの方舟の扉が閉った後
お告げの通りの大雨大洪水が起こり
中のものは生かされ
外のものは滅びたそうです。



神話と、現代の発見を照らし合わせて
大変興味をもった事が2つ。



ひとつは、
(神様がいて、方舟が本物という前提で)

なぜ神様は
今こういう発見を人類にさせたのかという事です。
”あんまりお行儀悪くしているとまた滅ぼすよ。”

というメッセージでしょうか。。。




もうひとつは、
この大洪水によって人類が滅亡したという説は
ノアの方舟のみならず
世界で270もの神話となって語り継がれているという事です。
これだけ広く伝わる話には
後付けされたエピソードがあったにしても
そのモデルとなった実話があったのでしょう。

インドだかの神話のなかでは
最初の世界は1700t何十年続いてから滅んだ。
と期間の記載まであるそうです。


恐竜がいた事の層の
石炭の中から人が創った道具がみつかり
恐竜は絶滅の前人と共存していたのではないかという説もあったりと...

それで日本にも同じ様な言い伝えがあるのでは?
と思ったのですが
日本の昔話からは
ノアの方舟 (Noah's Ark)らしきお話は出てきませんでした。


しかし、
お祭りで担ぐ”御神輿’

これもまた旧約聖書にも登場する

”契約の箱”






箱の中には
預言者モーセが神から与えられたとされる10の戒律


主が唯一の神であること
偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
神の名を徒らに取り上げてはならないこと
安息日を守ること
父母を敬うこと
殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
姦淫をしてはいけないこと
盗んではいけないこと
偽証してはいけないこと(嘘を言ってはならない)
隣人の家をむさぼってはいけないこと

が記された石板が入っているらしいです。
(しかも神が石の板に指で彫って書いたらしい)
参考http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%88%92

この契約の箱の形状は
日本の御神輿とそっくりですね....!

と、
古代ユダヤの聖櫃(せいひつ)=Holy Ark

が神輿に似ている事もあって、
ユダヤ教徒あるいはユダヤの文化は
日本に伝来したとする説があるようです。

この十戒は
イスラエルの民が神輿のように担いで荒野を異動したのですが、
約束の土地CANNANにさしかかった時
箱が人を誘導しはじめました。

その箱の前では
河が干上がったり、エリコの城壁が崩れたり
信じられない事が起こったようです。


紀元前965年
ソロモン王はエルサレムに大きな神殿を建設し、
至聖室というところに
この箱は置かれました。

聖書によると400年もそこにあったのだそうです。

しかし、
紀元前6世紀
その箱は忽然と姿を消し

箱の在処をについて諸説唱えられているようです。

その説の一つに
なんと契約の箱は四国の剣山”つるぎさん”
の洞窟の中にある....
(まさかのわたしの実家近辺)

という説がありました。

しかもです
平安京のマーク
陰陽師も使ったといわれる「六芒星」は
「ユダヤのシンボル ダビデの星」と同じ型

さらには
平安京という言葉自体も
ヘブライ語訳はエルサレムになるという一致

これは....

契約の箱の行方は
エチオピアではなくて、やっぱり日本の山の洞窟でしょう!


そう信じて
太古のロマンを感じているところです。






”ふーうん”