最近見つけた本と年末のご挨拶

こんにちは☆
松浦です。

いよいよ年の瀬も迫り、
皆様お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。

私はこのクリスマスは遠くまで出かける予定がなく、
数年ぶりにベルリンで思う存分のんびり過ごさせていただきました。



パーティーは企てず
祝日前には準備万端にDussmann↑で本を買い込み、
ひたすらコーヒーを飲んで本を読もうと決めてありましたので
至福の時を過ごしました。
もちろんBGMには映画のホームアローンを流して
ホワイトクリスマス気分を味わいつつです。

それで、まだ今も読んでいる途中のあるご本なのですが
とても興味深い話が書かれているのでご紹介しますね。

ドイツで有名なベストセラー作家兼フォレスターである
ペーター・ウォールリーベン氏の著書です。


ここには木が互いにコミュニケーションをとっていること、
そしてそれらがどんな風に行われているのか
フォレスターならではの体験と科学的な裏付けを交えて説明されます。
スピリチュアル系のお話ではありません。

木は人同士の様に言語で会話しませんし、
枝や葉っぱが揺れたり、擦れてパチパチ音がしたとしても
それは風によって発生しているだけ木の発した言語ではありませんよね。
ですが、そんな木々は地上ではガスや香りを使って仲間の木と情報を共有し、
地下では根の先にある種の菌類を共有して、ものすごく複雑なネットワークを形成しているとのことです。
そして張り巡らせた利用可能な部分を駆使して、
栄養の足りない仲間や家族に糖を与えたり
栄養をコントロールして仲間の木と一緒に死んだりしているのです。

また、ある木の場合はガスや香りを使って仲間の木と情報共有するそうです。
例えば、サバンナのアカシアの木はキリンに葉をかじられると、その唾液から危険を察知し、
危機を仲間のアカシアの木に伝えるために、
ある種のガス(エチレンの一種)を発し始め仲間の木に警告します。
同時に木本体は(弱い)毒を出し始めます。
毒はゆっくりと出されますが、葉っぱの味が美味しくなくなるのでキリンは退散します。
ガスは風に運ばれて伝わり、仲間の木にメッセージが届くとそれらも同様に毒を出してまずくなるのです。
キリンは食べられる葉っぱを求めて木のコミュニケーションの届いていない
100フィート先の枝を目指すか、または風上の木を探さなければなりません。

木のコミュニティーには、情のようなものも存在します。
通常は切り倒された木の切り株は(葉っぱがなく、光合成できずに)数百年で自然分解されて消えますが、
周囲の木や根の先の菌類の力によって栄養(糖分)をとどけられ養われ続けることがあるのです。
そんな介抱される木の正体はその森を作った初期の存在、
多くの木々にとって親のように慕われる木だったりするわけです。
言い換えれば森の木には生命共同体ともいえる家族、仲間がいて、
通りに等間隔に1本ずつ植えられた木々はみんなひとりぼっち。(寂しい)
木の秘密を知ってしまった今、木のある世界が異次元に感じられるようです。
(すでに日本語版もあるようですのでお好きな方はご一読ください。)

さて、
同じ書店を彷徨っている際偶然見つけた中には
素晴らしいデザインの魔女本もありましたよ!
こちらはスピリチュアル系のご本です。
可愛いらしいだけでなく内容も結構充実しておりまして広く浅く魔女事が学べます(英語)

http://archangel.ocnk.net/product/5374



http://archangel.ocnk.net/product/5374
魔女といっても、いろいろあるようです。
魔女を目指して魔法を特訓中の方やプレゼント用にもおすすめです^^


それでは皆様 、
2019年もご利用いただき本当にありがとうございました。
向寒の折からお体を大切にどうぞ良いお年をお迎えくださいませ^^



追記
猫たちも元気にしております。
当オンラインショップは年中無休でございます。
ドイツからの発送は年末年始も通常通り行っております^^