東ベルリンの様子と最近入手したご本など

こんにちは☆
松浦です

ベルリンはコロナ第2波で大変なことになっているという記事を日本のニュースで知り
”え、ベルリン?そうなの??”
と、驚かされた週末でした。

当のベルリンでは飲食店などの夜間影響時間が短縮し
24時ラストオーダーから23時ラストオーダーになった事と
人と室内で会う際に”グループの規模は2家族まで”という規制が発表されましたが、
皆、夏頃の状況とほぼ変わらない生活をしております^^:

しかし、10月も中旬となりベルリンでは毎日雨の降る季節、
やはり基本的にどこも人の気配は少ないようです。

そんな冷たい日々が始まりましたが、
私は先日、普段ほとんど出向くことのないベルリン東側まで用で出かけておりまして、
久しぶりに見知らぬ通りをうろうろ歩きました。




オストクロイツ駅から、ワルシャワーストラーセ駅までWühlischstraßeという通りを歩いてみたところ
これぞひと昔前のベルリン...!という感じの
開いていているのか閉まっているのかわからないビンテージ品のお店、
カフェや小さな飲食店が軒を連ねており興味深かったです^^
そして、可愛いカバの噴水がある公園も発見...



ワルシャワーストラーセ駅の近くには
以前より行ってみたかったお店もあったので、今回ついに訪れました。
https://www.shakespeareandsons.com
写真はお借りします。
shakespeare and sonsというベーグルショップ兼ブックカフェです。




こちらのお店にはドイツ語ではなく、英語の本が置いてあるのですよ^^
小規模ながらセンスの良いセレクトショップです。
次読む本を迷っている時は、オンラインで更新されるスタッフのおすすめも参考にできそうです⬇️
お好きな方は以下ご覧になってみてください。
https://www.shakespeareandsons.com/collections/staff-picks

さて、当ショップの方も
最近入荷したアンティークのご本を一部ご紹介したいと思います。

控えめな装飾といいお色の本体に目惚れしたシェイクスピア戯曲集。
ちょっと地味に見えますがこういうデザインはディスプレイや撮影小物としても映えるので
プレゼントとして古書を探しておられる方にもおすすめいたします。

https://archangel.ocnk.net/product/5622



https://archangel.ocnk.net/product/5622

ミステリアスで、ちょっと可愛らしい雰囲気の挿絵がたまらない古書
https://archangel.ocnk.net/product/5645




https://archangel.ocnk.net/product/5645
その他の写真は商品ページからどうぞ♪



周辺は落ち葉の季節になってまいりました。
葉っぱには限りがありますのでこの景色は今月いっぱいくらいでしょうか、貴重な風景です💛
なかなか好調なペースで、私も秋の読書を楽しんでおります。


これは今日読み始めた不思議の国のアリス。
このご本の面白いところは左ページが英語、右ページがドイツ語のバイリンガル形式になっている点です。
左右バランス良くページにきっちりと文章が納まっていて、気持ちの良いこと!
さすが、ルートが同じ言語ですね。
日本語だったら多分こういうレイアウトにはならないのだろうな〜



そして、
先日読んだチャールズ・ディッケンズのクリスマス・キャロル(他)
こちらは難易度が高すぎて疲れたので、今週は古典はおやすみです♪


原作は難しいですが、
クリスマスを迎える心の準備をする為に読むには、もってこいの超名作です。

(あらすじ)
”ケチで嫌われ者の主人公はクリスマスが大嫌い。
甥っ子に食事に招かれても、寄付を求められても追い返します。
あるクリスマスイブ、そんなお爺さんのもとに、
かつて仕事のパートナーをつとめた男性が亡霊姿で忠告に現れます。
”そんなケチな人生だと死んでもひどい目にあうゼ”と。

その夜から主人公の前には亡霊の予告通りに
過去、現在、未来を見せてくれる3つの霊が順に現れます。
主人公は霊の案内付きでスーパーナチュラルな体験をし、神的な視点で自分の属した世界を目にします。
この体験により彼は行いを反省し改心、良い人になる決意をします。
翌日から寄付をしたり、人に優しく接しはじめた主人公は
”ケチで評判の悪いお爺さん”から無事”クリスマスの楽しみ方を知っている素敵なお爺さん”へと再生できました。
というお話です。

実はこの物語が一世風靡し、
ディッケンズが当時の裕福層に然る可きメッセージ(教訓)を届けたからこそ
今のクリスマスがあるといっても過言ではないほど革命的な物語なのでした。
クリスマス・キャロルの方も日本語版ならキンドル版が無料で出ていますので
お好きな方は読んでみてくださいね。