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多く許すものは...掃除に追われる
2013年08月10日
こんにちは☆
松浦です。
先週末に買い付けした古書の登録が未だ終わっておらず
マイペースで申し訳ございません。
ボーデ美術館の前で開かれる市にてみつかった
綺麗な紫の古書(ゲーテ)
この後登録します。
ところで、
このボーデ博物館
このベルリンの国立博物館/美術館を紹介する
ホームページの動画
http://www.smb.museum/smb/standorte/index.php?lang=en&objID=28..
が一番わかりやすいと思いますが
ほーんとに、非日常的な空間で
白くて綺麗ですよ〜〜♫
(入り口)
↑この右の小さな机の係員からチケットをかって
この階段の裏にあるコインロッカー(デポジット式で実質無料)
に荷物を預け
オーディオガイド(英語/ドイツ語)を借りたら
いざ出陣です。
※建物の珍しい形状、外観が小さく見えますが
中は広いです!
この間はこの入り口の外にグランドピアノが置かれ、
ピアニストの方が演奏しておられたので、
まさに、上の動画のイメージそのもの
音楽もきこえました。
美術品を鑑賞する場所で生演奏なんてすごい演出...
この博物館の中には彫刻がたくさんあります。
コインのコレクションもすごいらしいのですが
そこは個人的に興味薄で...
絵と彫刻しか私は未だ見ておりません。
撮影は可能でしたが
作品の写真が
今無いのでなんとも説明できませんが、
祭壇や、ギリシャ神話の神々をモチーフとした大理石の彫刻が
素晴らしかったです。
ボーデ博物館にある祭壇の彫刻のひとつにもあった
よくみる構図のひとつ
↓この絵はベルリン絵画館にありますが
(作 ハンス・バルドゥング・グリーン/Hans Baldung Grien
デューラーの弟子と言われる/ルネサンス後期)
キリストを抱えるマリアと、
その隣で足元や足を支える女性、
キリストの頭の方向にはヨハネ
この右の女性は実は
旧約聖書や、福音書にも登場するのですが
マグダラのマリアと言います。
マグダラのマリアはキリストに悪霊
(七つの大罪=高慢•情欲•過食•嫉妬•貪欲•怒り•怠惰)を
追い払ってもらい、自分の罪を理解することができました。
それまでは皆に軽蔑されていましたが
罪をゆるされた後、彼女は聖女になって、
皆にリスペクトされるようになるのです。
(復活するイエスの最初の目撃者でもあり)
という事で、聖母マリアとは違うマリアですが、
彼女はいろいろな作品に登場します。
どんどん脱線しますが、
キリストがマリアを許すシーンの発言、なかなか素敵でした。
上の理由からすごく罪深かったマリアですが
その女さえも許したキリスト。
ある人はその行為を疑問に思いました。
そこでキリストの言った言葉を
ちょっと日本円で訳しますが
”ある金貸しに金を借りた二人がいた、一人は五百万円、もうひとりは五十万円を借りていた。しかし、どちらも返済が出来なかったので、彼は二人の借金を帳消しにしてやった。
さて、この二人のうち、どちらが彼を多く愛するだろうか”
もちろん金貸しさんに感謝して多く愛するのは、
たくさん借金があった方の人ですね。
つまり、
”多く許すものは多く愛される”
という事なのです。
だから!
私も許しましたとも...7つの大罪を
飼い主の留守中
思うがままに振る舞い、
カリカリ(乾燥キャットフード)の入った箱を
引っ掻き回してあちこち穴を開け
中身を四方八方バラ撒いたあと、
野菜味の粒を全て残し、
好きな味だけ食べくさし、
帰宅して唖然とした飼い主を見るや否や
くつろぎながら
ドヤ顔した罪を...
松浦です。
先週末に買い付けした古書の登録が未だ終わっておらず
マイペースで申し訳ございません。
ボーデ美術館の前で開かれる市にてみつかった
綺麗な紫の古書(ゲーテ)
この後登録します。
ところで、
このボーデ博物館
このベルリンの国立博物館/美術館を紹介する
ホームページの動画
http://www.smb.museum/smb/standorte/index.php?lang=en&objID=28..
が一番わかりやすいと思いますが
ほーんとに、非日常的な空間で
白くて綺麗ですよ〜〜♫
(入り口)
↑この右の小さな机の係員からチケットをかって
この階段の裏にあるコインロッカー(デポジット式で実質無料)
に荷物を預け
オーディオガイド(英語/ドイツ語)を借りたら
いざ出陣です。
※建物の珍しい形状、外観が小さく見えますが
中は広いです!
この間はこの入り口の外にグランドピアノが置かれ、
ピアニストの方が演奏しておられたので、
まさに、上の動画のイメージそのもの
音楽もきこえました。
美術品を鑑賞する場所で生演奏なんてすごい演出...
この博物館の中には彫刻がたくさんあります。
コインのコレクションもすごいらしいのですが
そこは個人的に興味薄で...
絵と彫刻しか私は未だ見ておりません。
撮影は可能でしたが
作品の写真が
今無いのでなんとも説明できませんが、
祭壇や、ギリシャ神話の神々をモチーフとした大理石の彫刻が
素晴らしかったです。
ボーデ博物館にある祭壇の彫刻のひとつにもあった
よくみる構図のひとつ
↓この絵はベルリン絵画館にありますが
(作 ハンス・バルドゥング・グリーン/Hans Baldung Grien
デューラーの弟子と言われる/ルネサンス後期)
キリストを抱えるマリアと、
その隣で足元や足を支える女性、
キリストの頭の方向にはヨハネ
この右の女性は実は
旧約聖書や、福音書にも登場するのですが
マグダラのマリアと言います。
マグダラのマリアはキリストに悪霊
(七つの大罪=高慢•情欲•過食•嫉妬•貪欲•怒り•怠惰)を
追い払ってもらい、自分の罪を理解することができました。
それまでは皆に軽蔑されていましたが
罪をゆるされた後、彼女は聖女になって、
皆にリスペクトされるようになるのです。
(復活するイエスの最初の目撃者でもあり)
という事で、聖母マリアとは違うマリアですが、
彼女はいろいろな作品に登場します。
どんどん脱線しますが、
キリストがマリアを許すシーンの発言、なかなか素敵でした。
上の理由からすごく罪深かったマリアですが
その女さえも許したキリスト。
ある人はその行為を疑問に思いました。
そこでキリストの言った言葉を
ちょっと日本円で訳しますが
”ある金貸しに金を借りた二人がいた、一人は五百万円、もうひとりは五十万円を借りていた。しかし、どちらも返済が出来なかったので、彼は二人の借金を帳消しにしてやった。
さて、この二人のうち、どちらが彼を多く愛するだろうか”
もちろん金貸しさんに感謝して多く愛するのは、
たくさん借金があった方の人ですね。
つまり、
”多く許すものは多く愛される”
という事なのです。
だから!
私も許しましたとも...7つの大罪を
飼い主の留守中
思うがままに振る舞い、
カリカリ(乾燥キャットフード)の入った箱を
引っ掻き回してあちこち穴を開け
中身を四方八方バラ撒いたあと、
野菜味の粒を全て残し、
好きな味だけ食べくさし、
帰宅して唖然とした飼い主を見るや否や
くつろぎながら
ドヤ顔した罪を...