ヘルマンとドロテーア 当時の空気が伝わってくるようなご本

こんにちは☆

今日は朝起きると....
中庭の草木の上に
この冬初めての雪がうっすらと積もっておりました!

ベルリンは寒い割には雪は降っておりませんでしたが
ついに12月だわ...
といった雰囲気です。
朝の次は夕方そして夜、、、あれっ昼は?
という暗い時期に突入です。

蚤の市は出店しているお店は少なくちょっと寂しいですが
毎週日曜市でお仕事している方々も真冬の間は家族とゆっくりできるのでしょうね。

私の通り道から無料で見える
動物園のふれあいコーナーは今日は人がおらず

やぎさん達も
ふれあいたそうにとうろうろと歩いておりました。
おや?夏よりも毛がふかふかです。




ところで今日はまたひとつ
素敵なご本をご紹介したいと思います。










素晴らしい装丁の古書を見つけました☆

アンティーク、ゲーテの本で表紙も中の挿絵も素敵な
ご本です。

タイトル HERMANN UND DOROTHEA
著Johann Wolfgang von Goethe
発刊年 1886年

サイズ 約 12.5cm x 18cm (厚み約1,4cm)

原作は1796−7年に発刊されたとされ
富裕な一市民の息子ヘルマンが、
フランス革命の戦乱におわれた避難民の娘ドロテーアを妻に迎え、人生の秩序を築くにいたる顛末をうたった恋愛叙事詩
となります。

見開きの青いページが1枚無いようですが、その他は目立ったダメージや緩みも無く状態は良好です。






























古典主義時代のゲーテの代表的作品の一つです、
当時のドイツで広く読まれ、
作品自体は21世紀の現代にも受け継がれ日本語で読む事もできるでしょう。
しかし当時の型のまま今も存在し続ける
まさに本物のアンティーク本を
どれだけの人が今触れることができるでしょう...

そんな素敵なご本を是非迎えてみてはいかがでしょう☆