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こんにちは☆

松浦です。

本日のベルリンは最高27℃になるらしく
数週間前と比べ気温が”35℃以上もアップ”した
あたたか〜い日和です☀

春っていいですね♫

ところで、今日はあるライン川下りの風景から
おもしろい写真を見つけました
これは何でしょう。



参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%A9%E3%82%A4

この場所は昔川幅が狭くなっていることから
流れが早く船がよく事故を起していましたが
現在は幅が広げられています。

またこの岩山に向かって大きな声で叫ぶと
やまびこが返ってくるので、楽しいそうですよ。

ドイツでは、
この岩山とそれに宿る精霊を
ローレライ("luen" 潜む+ "ley" 岩)と呼ぶのだそうで
結構神秘的なところなのです。

そういえばやまびこの方も、、、
日本の古典では木霊(こだま;樹木に宿る精霊)の仕業とされていましたが。

話がそれましたが、
そんなローレライは、
ドイツの有名詩人ハイネの詩でも題材となりました。

Lorelei

Ich weeß nich, mich isses so gomisch,
Und ärchendwas macht mich verstimmt.
Ich globe, des is anadomisch,
Wie das bei de Menschen so kimmt.

De Elbe, de blätschert so friedlich,
Und e Fischgahn gommt aus dr Tschechei,
Drin sitzt ne Familche gemütlich,
Nu sindse gleich bei dr Bastei....省略

ちょっとおかしな(?)
ドイツ語ですが
入力間違いではございません。
昔の低地ドイツ語か、方言かと思われます。

そんな、
ハイネのローレライは
本日登録した美しい詩集にも掲載があります







きっと↑
ローレライの精霊は今もこんな感じで上から舟人を
眺めているのでしょうね。

ライン川下り、面白そうです。
こんにちは☆

松浦です。

昨日の古書の市では、
可愛らしい雰囲気のご本がいくつか見つかりました。


早速一つ登録しましたのは、こちら



昔ながらな挿絵の素敵な
おはなしのご本です。









今や国民大多数のファッションはコンサバ思考な
ドイツですが

この時代の人々の
着ているお洋服がまた!
ひらひらと
なんて可愛らしいんでしょう....




是非お手に取ってお楽しみいただきたい
一冊です♫

おはようございます☆

松浦です♫

遅くなってしまいましたが、
長らく準備中でした

1915年の絵はがきを

登録致しました♫





100年前、

本当にこういう世界があったんじゃないか
思えてくる程

近づけば、蝋燭の香りが伝わってくるんじゃないか
と想像できる程

何かがリアルなんです。

聖書やお祈りの古書の中に出てくるお話も
こういう世界観なのでしょうか。


宗教の繁栄と共に繁栄したヨーロッパの歴史
ここドイツのアンティークや美術品も
何かと宗教的モチーフが含まれます。
キリスト教とそれらは切り離すことのできない関係
にあるのでしょう。

ちなみに私はというと
無神論者です...

しかし、

”綺麗だな〜っ”

と、
個人の芸術的な観点から
宗教的なモチーフのアンティークも扱っております。

同じ様に、眺めてお楽しみいただける方のお手元へ
お届けできればと思います



※折れないよう、濡れないように段ボール等で
十分な補強をしお届けいたします。


こんにちは☆

松浦です。

今日はベルリンは雨がザーザーと降っています。

4月も中旬になりこの北国も

ようやく雪から雨に戻ったようで

ホッとしております。

雨の音って癒されませんか。
その音を聞く為に窓を少し開けたりしてしまいます。

水の音や、森林のざわめき
そんな自然の音に包まれ
心を潤しながら眠りにつく,,,!

というのが理想です。

(が、実際寝る時間には白熱したフットボールファンの叫び声の方が聞こえます)

ところで、

本日は再びデモクリトス関連が入荷しております。

(先日ご紹介したシリーズは終了してしましました)





著者カール•ユリウス•ウェバーの
Demokritos(デモクリトス)は
彼の作品の中で、
最も注目を集めた作品、
別タイトルは
” hinterlassene Papiere eines lachenden Philosophen”
となっております。


lachenden Philosophen
とは
原子論哲学の完成者デモクリトス
ギリシャの笑う哲学者を意味します。
(紀元前 460 – 370 年)

日本の歴史が確認されるよりずっと昔から

現代に伝わるたくさんの名言を残した
デモクリトスですが、

ドイツで聞いた言葉にはこういうものがございました。

”Die Bildung ist für die Glücklichen eine Zierde,
für die Unglücklichen eine Zuflucht.”

”教養とは、幸福な者にとっては飾りだが
不幸な者にとっては逃げ場となる。”


(訳は独自の解釈となります)

例え不幸な情況下に生まれても
教育という精神的財産の継承によって
人間の心は豊かになり
その不幸から脱却できるよっ

という事でしょうか?!


たった一言に、偉人達の人生を凝縮させたような
お言葉でした。























おはようございます☆

松浦です、

今夜ぼちぼちと撮影し

そろそろ新列しようと思っておりました

インゼルのイラスト図鑑を

開け、よく見た瞬間

いつもと違う。。。!!

キャーっと喜んでしまいました。

なぜなら

今回偶然入手しましたご本

グラフィックデザイナー、イラストレーター
ドイツのWilli Harwerth氏のご本キノコ図鑑は
(再版でさえも入手困難ですが)

1937年初版オリジナル
の逸品だったのです♫


初版の503番にはその証がございます。
なんと編集時きのこのイラストを名前を
うっかり配置しまちがえた為に?
ご丁寧にこんな説明のおまけがついています↓











1938年の書き込みがございます。








ドイツでも、
”503番オリジナル”は初めて出逢えました。
大変希少なご本と思われます。


お探しだった方にお届けできれば
私もとても嬉しいです



こんにちは☆

松浦です。

昨日無事ひとつ大きな用事が終わり♫
新たな日々の幕開けに今日はキラキラしています。。。。


そんなわけで今日は平日ですが
朝からのんびりお茶ができる時間があり
幸せです。

昨日の夜にはアンティークショップから
素敵な茶色の古書も届きましたので
この後早速登録いたしますね





ところで、ちょうど今来ているカフェ
とってもインターナショナルな雰囲気です。

ドイツ人よりも
明らかにイギリス人が多く、みんなロンドンから来ているのか
格好良いアクセントが聞こえます。
その他今ドイツで就職活動中のスペイン人もたくさんいるので
スペイン語も飛び交っています。
(フランス人は滅多に見かけません。)

ロンドンに住んだ間には
ドイツ人にそんなに出逢った記憶がありませんが
ベルリンにはイギリス人がたくさんいるようです。

私の住むベルリン西側のCharlottenburg
シャルロッテンブルグという街
ここは実は
戦後からしばらくイギリスの占領地域でした。

よくリクエストいただくお品にドイツの
DDR雑貨があるのですが
当時ドイツが
そのDDRとBRDだった時代(1949年〜1990年)



↓(拡大)
ベルリンは実は半分ではなく
4分割になっていました!
東はロシア(ソ連)に、
西側は3分割でフランス、イギリス、アメリカの
3国に分けられていたのです。




ベルリンの壁は
ちなみにこの赤い色のソ連側が
必死のパッチでつくって
自由の国に逃げようとした人口を確保したのです。

東側の人々はベルリンの壁を越えて西側に行くのは難しいので
遠回りのハンガリーやオーストリア経由でも
西側に亡命を計りました。

やっぱり
”力ずく”
では問題は解決できないという事ですね...

大人になると、
なぜか北風と太陽のお話の神髄を
忘れてしまうんです。

















こんにちは☆

松浦です、

今こちらは日曜日が始まったばかりです。


お天気がよかったので
さっさと家を出て
まだ人気のないカフェでゆっくりコーヒーをいただいています。



10日に
ちょっとしたテストがあるので

その勉強をと思ったんですが
本より先にパソコンを開いてしまったら最後

直ぐには閉じる事ができず
遊んでおります。

ところで、
私の今欲しいもの!

を何となくご紹介...
なんですが


こちらで教えてもらったお品にこんなカタチの
キッチン用品がございます。



エスプレッソメーカー!

確かにこれ見た事ありますが
なんなんだろうと思っていました。

これは真ん中からパーツが半分に別れるようになっており
水と挽いたコーヒー豆を入れて火にかけると
沸騰した蒸気を利用して上半分にコーヒーが
抽出される仕組みなんだそうで
すばらしく美味しいフレッシュなエスプレッソを
お家で簡単に入れる事ができるそうです。

片付いて、綺麗にお花の生けられた
明るい春のキッチンから
家中に広がる
入れたてコーヒーのアロマ。。。



いいですね♫

このエスプレッソメーカーを教えてくれた
イタリア帰りの素敵な彼女の話によると

イタリア語のエスプレッソは
英語のエクスプレスの意で
”速い”
という意味があるらしいのですが
それは

量が少ないから”早く飲める”

(はい、そう思っていました)

という意味ではなく

”早くできる”

コーヒーなのだそうです。

ほほーう。



















こんにちは☆

松浦です。


(当店の看板猫)

ドイツは時間だけはすっかりサマータイムとなり
昨日は21時前でも
まだ夕方かと勘違いするほど外が明るいままでした☀

朝も早くから明るくなるので
冬と比べると1日の日が長くなり
太陽の日を浴びると元気になる気がします♫

これが本当に夏になって
夜22時過ぎても完全に明るいと
まだまだ寝れるような気がしないので
いつまででも起きている生活
になるんです。

今が一番具合が良いです。

ところで、
先日の骨董市ではいろいろと食器を買い付けておりまして
やっとお皿を登録いたしました。

どちらも、ペアで2枚組にしております。
お花柄の豪華なババリアのディナー皿





なるほど、
中央にドドーンとメインのお料理を乗せて
せっかくのお花柄が隠れないように
やや端に柄が寄っているのでしょうか。
よく見ると外側の小さなお花は異なるデザインとなっております。


それから、こちらは
ケーキやマフィンをころんと置くのに
ちょうどいいサイズ
ROSENTHALのデザート皿です。





お花柄の食器ですと
たいした物を上に乗せていなくても
とっても華やかに食卓を彩れるので
私は好きなんです。


ドイツに住むと
パンにサラミやハムチーズだけとワインなど。。。。
キッチンを全く汚さず
料理の手間もかからないような
簡素な食事をとる機会が大変多いので
なおさら役立ちます。






こんにちは☆

松浦です。

今日はオーストリアから送っていただいた面白い古書を
一つご紹介したいと思います。

ドイツ人か
はたまたオーストリア人か
という件で
しばしば2国の間で取り合いになる程の人物



古典派音楽
お馴染み、古典派三大巨匠のひとり
Wolfgang Amadeus Mozart(1756年-1791年)


モーツアルトはお姉さんやお母さんに
一体何を書いていたのでしょう。

本書は彼の残した手紙の数々を
現代のドイツ語に近い文章で
編集したご本のようです。








家族集合の挿絵もありました☆面白いですね。

ところで
モーツアルトはドイツ人だ!というドイツ人が
ぽつぽつ存在するのはどうしてでしょうか、

実はモーツアルトは現在でいう
オーストリアのザルツブルグで生まれました
しかし、
彼の生まれた当時の神聖ローマ帝国は現在のドイツ圏を含むので
彼がどちらの国出身の音楽家かという件は
確かにはっきりとは言えない事なのです。

ドイツもいろいろ変化がある国ですが
オーストリアもこれまでに
神聖ローマ帝国の一部になったり
オーストリア帝国になったり
オーストリア+ハンガリー帝国になったり何度も変形していて
本当にこういう時代にこの辺りの国に生まれると
将来何人だったか?
という点は判断されがたいですね。。。


国土は固定されていても、
外国から移民や難民をたくさん受け入れている
現在のドイツでも
これから歴史に名前を轟かすようなすごい人が現れたら
きっと討論されるでしょうね。

ちなみに、
今現在ドイツに移民する場合は
一昔前のように2国籍をキープできませんので
どちらか選ばなければならないようです。



こんにちは☆

松浦です。

ベルリンは明日また雪と...!今天気予報がありました。
1年のうち6ヶ月は雪ってすごいですよね。
5月末には一時ベルリンでの用事が終わるので
パリで暖まってきたいと思います♫

旅行中の5月末〜6月初めに
4日程(?)更新をお休みする予定ですご迷惑おかけいたします。

☆あ、今日は博物館の感想文を書きますので
商品情報はございません☆


昨日ベルリンにあります、
ドイツ歴史博物館に行って参りました。

グループで受ける事のできる
ワークショップがあり、それに参加してきました。



写真参考
http://www.lemonpage.info/Fotoseiten/berlin-fotos.html

この博物館
本当に興味深い施設で大変おすすめです。
広過ぎず、集中して見て回れますし
再入場可能ですので外で休憩して続きを見る事もできます。


そして年に数回(?)
展示物ががらりと変わるようです。
設備はとってもモダンですが、
250円のコーヒーをいただくには
釣り合わない程美しい
アンティーク風なカフェも中にありました。

そんな、歴史博物館ですが
私の大好きな古き、豊かな時代ではなく

昨日は今展示中のこんな時代について
詳しく教えていただきました...





1933 – 1938 – 1945年の
ヒトラー首相就任ナチス政権獲得から
第二次世界大戦の集結までですが、
とにかく
ひどい独裁政権の時代です。

日本では世界史はオプションとして登場するぐらいですので
”どうして第二次世界大戦が起こったのか”
という問いにも、
多くの大人は答えられないのではないでしょうか。

私自身、日本人として教育を受けて来たので
日本が関わった部分しか思い当たらず

”第二次世界大戦は日本とアメリカは戦争して
日本は最後は核爆弾を落とされて敗戦して大変だった。。。。”

という漠然としたイメージでした。
その時代に子供として生きた私の祖父母の世代からすると
アメリカ人=悪のようなイメージだったかもしれません。

しかし
第二次世界大戦のポイントはまったく異なる所にあり
ドイツはそこで敗戦して
これによりドイツの未来どころか
全世界の未来が救われたというか
アメリカがもうヒーローに視えてきます。


選挙がある事、
公平な裁判がある事、
好きな服を来て好きな場所に行ける事、
悪口言っても殺されない事、
選択肢がある事、
警察が助けてくれる事、
弱者をかばう事

あって当然のそんな事が
”当然無い社会”

ナチス時代の
史上最悪な過ちに学べたおかけでドイツは今日
人権や憲法、民主主義 、自由、平等が掲げられる
素晴らしい社会を築くに至りました。

もちろん現代は現代の問題が
次から次に起こっておりますが
これほどに全てを一新する決断を下した事のあるドイツなら
これから先もなんとかするだろう。。。と
思えます。



という感想を持ちました。
ドイツの歴史博物館、ベルリンにお越しの際は是非是非
足を運んでみてください★

http://www.dhm.de/international/



























こんにちは、

松浦です☆

ドイツは本日月曜日までイースターの祝日で
ちょっとしたゴールデンウィークのような日々でした。

そんな中、
ベルリン東のオーストバンホフでは
年に数回開催されるアンティーク蚤の市があったのです
が。。。


4月と言えども雪がちらつき、
猫にも

”お家が... ”




”いいよ。 ”




囁かれ、
迷った結果出向きませんでした☃


オストバンホフの市はうちからはちょっと遠いのです。
5月にも開催されるので来月は
はりきって見てきたいと思います。


しかし、
西側の行きつけの蚤の市へは今週も行って参りました。

古くて
素敵なアクセサリーを少し見つけました♫





また登録したいと思います☆





こんにちは☆

松浦です。

昨日仕入れたご本達もまだ登録が間に合っておらず
楽しみにお待ちいただいているお客様
お待たせしております。


その前に,,,先週アンティークショップより届いた
素敵なご本を
登録いたしました。
ちょっといつもより2倍ぐらい高い商品ですので
仕入れにもドキドキしましたが

きらきらのゴールドリムで
エンボスでバラ柄という豪華さに加え
内容もドイツの
ハイネ、ゲーテ、シラー他
有名作家達の表現の詰まった
詩集のようで
中も外も
お楽しいいただけるご本です











ドイツ直送だからこそ実現できる
希少なお品のひとつです☆




こんにちは☆


松浦です

日本はもうお花見なんですね!

東京の六義園(りくぎえん)では
シダレザクラ満開

という記事を見まして
今夜桜の豪華さにうっとりしました。

詳細は変化しているにしても
日本の花見の伝統って守られていてすごいですね...
お花見は
奈良時代、貴族が梅を鑑賞していたのがはじまりだそうですが
平安時代、梅から桜鑑賞に変わり
江戸時代には庶民にも広ったそうです。


しかし
陣取り様のビニールシートって
どうしてあんなに青いんでしょう。

赤とか黒、緑ならまだしも青というのが
せっかくの景観を損ねるというか、
ミスマッチですよね(?)


一方ベルリンはまだ雪です。
道を歩いてると今日は木の枝に付いていた溶けかけの雪に
頭を直撃され...
一瞬死ぬかと思いました。
(上から氷柱が落ちてくるという、殺人的不運が春先多いのですよ)


そんな中、今日は
小さくて可愛らしいご本を新たに商品登録いたしました☆


淡い色のタッチに
のほほんとさせられます♫








下に教会の屋根が見えます。

お花、小鳥、蝶、天使達
お空の上で出逢ったのですね ♫

タイトル 
Aus dem Leben eines Taugenichts
”のらくら者の日記”
(著)Joseph Freiherr

初版は1826年〜の作品です。
(本書の発刊は1880年頃)

よかったら
御覧になってください☆












こんにちは☆

松浦です、

ベルリンはまた雪がどんどんつもり始めました☆

ムートンブーツを何度も
しまっては出しております。
そろそろ4月ですが今週の蚤の市もまた雪で出店が少ないかもしれませんので買い付けを承り中のお客様長らくお待たせしてしまい申し訳ございません。



そんな中、やっと登録完了しました
素敵なお皿をご紹介したいと思います。

先週の骨董市より
Johnson Bros
イングランド製の素敵な古いケーキスタンドが入荷しました。

アンティーク品ほど古いものではございませんが、
過去から1シーンを拝借したような優雅なデザインで
温かみのある陶器ですね。








Johnson Bros, (Hanley) Ltd は1883年
Alfred, Frederick, Henry , Robert.
の兄弟によって
創業を開始した
イギリス(イングランド)の食器メーカーです。

若き兄弟のチャレンジ精神により
1900年までには北アメリカまで市場を拡大し
その後も世界に市場を拡大し
第二次世界大戦の後も発展を続けました。


エリザベス二世とQueen Elizabeth The Queen Mother
(エリザベス・アンジェラ・マーガレット・ボーズ=ライアン)により英国王室ご用達の印、
御用達許可証(ロイヤルワラント:Royal Warrant)
を発行され、大変人気のあるブランドになりまして

1968年にはWedgwoodグループに加わり
2003年以降中国に工場を移したそうです。


そんなJohnson Brosの本ケーキスタンド
は1970年頃に登場したシリーズで
優雅な人々の姿や馬車の風景を描いた
”COACHING SCENES'です。





同じシリーズのカップでなくとも
一般的な白いティーカップとも併せて
ご使用頂けるデザインではないでしょうか。

ケーキを乗せて絵柄が隠れてはもったいないですが、
創業100年以上の歴史を誇るイングランドの老舗メーカーで
ちょっと優雅な午後の一時をお楽しみいただければと思います。


☆☆本品の書留発送送料は無料です☆☆
こんにちは☆

松浦です。

今週も瞬く間に過ぎ去り

週末になりましたね♫

日本国外にいると、日本では深く考えた事もなかった
日本の伝統行事に
向き合う事となります。

昨日、
急に”たなばた”の事について聞かれて
気が付いたのですが

七夕って、一体何を祝うのでしょうね。

その日は織り姫と彦星が年に一度のデートができるかどうか
という日で、晴れたらいいねと思いながら
子供達は短冊にお願い事を書いて笹に吊るしますよね。

でも何の関連性があるんだと。。。
聞かれて始めて疑問に思いました。

仕方ないので調べたところ、
織り姫は織物の技術に卓越していたそうで
それにこじつけ、
上達し得るものに特化して
○○が上手くできるようになりますように...
と元来お願いをしたのだそうです。

いやいや、
それにしても一体誰に向けられたお願いなのか(?)
年に一度会えるかどうかのお二方なら
お忙しいでしょうに。


ところで、
美しい写真や挿絵がたくさんのご本を少しご紹介いたします。



1871年から1918年まで
Deutsches Kaiserreich (ドイツ帝国/第二帝国)
と呼ばれる時代がありました。

第一次世界大戦の敗北と
ドイツ革命の勃発により
皇帝ヴィルヘルム2世がオランダに亡命して幕を閉じるまでの
古き良き時代。

その数々のシーンを眺める事ができる
ご本が入荷しました。









まさに私の一番行ってみたい時代です。

本書は本格的なドイツ史の教科書といった感じで、
読みやすい字と構成で解説されております。

(ドイツ語)

※本書はその他取り扱い中のアンティーク品程古いお品ではありませんので、ビンテージ品とお考えください。


ーーーーー追伸ーーーーー
3月16日現在本書の販売は終了いたしました。
御覧いただき誠にありがとうございます。

こんにちは☆

松浦です。


皆様はお守りを何かお持ちでしょうか。

私は、
以前までは自分に必要な鉱物を選んで
作ってもらったブレスレット
(パワーストーン)を身につけておりました。

今は外しておりますのは、
その時必要だったパワーと今必要なパワーは
異なるもの。。。
と判断した為です。

鉱物には不思議な力があるという事を
信じる者のひとりです。


ところで、こんなお話を聞きました。

昔むかし(1830年)
フランスの修道女カトリーヌが瞑想していたところ
そこへ聖母マリアが現われ
彼女にお告げをしたそうです。

カトリーヌは
その後司祭と大司教、
金細工師のアドリアン・ヴァシェットの協力を得て
お告げのイメージ通りのメダイを世におくりだす事ができました。

以降
そのメダイを身につけて聖母に取り次ぎを願う人々に、
様々な奇跡の恵みが与えられ、
いつしか不思議のメダイと呼ばれるようになったそうです。

不思議のメダイの裏には意味のある模様があるそうです。

12の星の輪=12使徒
ハート型は
人々の救いのため
御子を犠牲とされて苦しみの剣で貫かれた
聖母マリアの心臓と、

いばらの刺で傷ついた
イエス・キリストの心臓(聖心)という
2つの心臓を意味します。

本物の不思議のメダイは
卵形で、
"Ô Marie, conçue sans péché, priez pour nous qui avons recours à vous."というフレーズが記されるのだそうです。


私はここベルリンにて
そんな言い伝えのある
不思議なメダイを模して作られたような
星形のメダイを見つけました。

表の文字はドイツ語であり、
異なりますが
裏のデザインはカトリーヌの伝えたとされる
イメージに当てはまりますね!





信じて身につけると
良いお告げのありそうな!?
古い真鍮のチャームです。













こんにちは☆



立ち眠り猫と、
松浦です。


今日はベルリンは晴れ、先日どっさりと積もった雪がまた
一気に溶けました☃

しかし、今年はこの気まぐれなお空に
市民一同かなりフライングしてしまったので
もう春が来た...とは
思わないようにしたいと思います。


そういえば
ドイツにもサマータイム、ウィンタータイム
というのがございまして、
年に2回時間が変わるのです。

夏から冬の時間になる場合
同じ7時起床でも
1時間長く寝られてお得気分が味わえ、
冬から夏の時間に変わる時は
1時間早く出勤する事になるのです!

しかし、
この辺り意外に皆、時間が変わる事を日頃から話題にしないので
毎回突然時間が変わった事に駅で気づいては焦るのです
...


ところで、以前より
かなりの仕入れのリクエストを頂いていましたお品に
”骨董市で入手できる古いアクセサリー”
というものがございました。

こちらの蚤の市もこれから春になり、
アクセサリーを出品する出店も期待できますので
少しづず並べて行きたいと思います。


早速ご紹介したいのはこちらです。


”久留子”


これは何を意味すると思いますか??


くめ子...ちゃん


ではなく

くるすと読むのだそうで、
十字架(Cruz ポルトガル語〜)
の事なのだそうです。
そんな漢字が当てられていたのですね。




十字架はモチーフとして格好良い!?
イメージが日本の若い世代の間では定着しておりますが
ローマでは磔刑は「国家反逆罪」への罰であり
そもそも刑具です。



神聖ローマ帝国の成立から、
ドイツでも国教となったカトリック教は
ドイツ帝国の時代まで政治的影響力を持っていました。


ローマ教皇を中心とし、世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派カトリック教。
宗教離れが進むドイツですが現在は
約30.7%がカトリック人口とされております。

そのような背景から、ドイツでは
古いロザリオや聖書関係の本が今も数多く見つかります。

当ホームページでは、宗教的な用途は追求せず
(私が無宗教なものですから)

主にアクセサリーとして
広くご使用していただけるようなチャーム等
十字架モチーフのお品をご紹介致します。




本品も、もともとは聖母マリアへの
お祈りを捧げる際に使用されたロザリオであったはずですが、
現在は数珠は付かずチャームの部分のみ残っております。

キリストの受難の象徴また死に対する勝利
復活の象徴として象られた十字架のチャームです。

アクセサリーとして
お役立ていただけますので
革やチェーンと組み合わせて
ご使用いただければと思います。








こんにちは☆
松浦です。

あたたかくなったかと思いきや!?
たまに雪がちらつくベルリンです。

今日ベルリンは〜1℃でしたがミュンヘンは17℃だそうで
羨ましい限りです!!

そんな寒い蚤の市でしたが
今日はイタリアのアンティークショップの方が素敵な壁飾りを
たくさん持って来ておられました。


自分用にもいろいろ買ってしまったのですが
3品はお店(こちら)へ陳列したいと思います。

このお品達です。

何度も塗装が繰り返されたような上面になっております。
約80年程前のお品だそうです。



季節は初秋でしょうか
乾いた日差しの中
少年少女が小鳥の巣を見つけたようです。
興味深そうに横から眺める羊の姿も愛らしいですね。

サイズ 約16cmx13cm (厚み約2cm)








固定されたお品なのでしょうか、
フレームはかなりしっかりと閉っており、
写真の入れ替え方法が定かではありません。

裏側には
釘をうった壁に引っ掛けられるように
小さな穴があいております。
古い物ですので、
その穴がまっすぐではないですが
細かい事は気にしないお国で
ご主人に長年飾ってもらったのだと思います。

破損を防ぐためフレームは一度も外しておりません。
中のガラスの状態も未確認ですが
外から見る限り目立った傷はございません。


一回り大きな
美少女フレームもございます↓









アンティークなお部屋のインテリアとして
イタリアの古い壁飾りをいかがでしょう♫






松浦です。

ウォルターズ美術館に展示されるこの絵画に
古代ギリシアの抒情詩人アルカイオスと共に描かれる
女性詩人
Sappho”サッフォー”さん





彼女の生きた
紀元前7世紀末 – 紀元前6世紀
執筆された、
とっっても古い作品の
大変ありがたい和訳のページを見つけました。

(恋愛に関する詩が主な様です。)
ご興味ある方、是非御覧になってみてください。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/ancients/sappho2.html

英訳はもっといろなサイトがございました↓
http://www.poemhunter.com/sappho/


そんなサッフォーさんを
題材に取り上げたFranz Grillparzer氏の作品のご本が
アンティークショップより入荷しました、
宝石箱のような古くて素敵なご本です。



本書の内容はタイトル”Sappho”となっております。
青年Phaon古代ギリシャ時代の詩人
サッフォーの恋愛に関する悲劇のようです。






背表紙が花柄です。


発刊年 1889年
ドイツ語です。
サイズ 約18,5cmx12,5cm ( 厚み約1cm)




素敵なご本ですね♫




ーーーーー追伸ーーーーーー

★3月8日現在こちらの商品の販売は終了いたしました★

こんにちは☆
松浦です。


〜ご連絡事項〜
現在9㌔以上のお荷物を承っておりますお客様
恐れ入りますがこの金曜•土曜は集荷が来ませんので
次回の発送が日曜となります。
(その他の商品の発送は毎日可能です☆)
ご迷惑おかけ致します。


本日は、私も楽しみにしておりました
留め具の素敵な賛美歌のアンティーク本がついに届きました♫
実はこの古書、
私も予想していなかったおまけがいろいろ付いており
込められた想いが本を開くと同時に溢れてきたような感じを覚えました。

早速こちらにご紹介させていただきます。





アンティークショップより入荷いたしました。
130年前の祈祷書です。
黒く滑らかな表紙にエンボスが施され、
ブラス(Messing)の留め具が付いた逸品です。
賛美歌の歌詞(本書)とは別に小冊子のようなかたち
で楽譜もついております。



鋲やページも大変良い状態です。



Das Herren Wort ist Wahrhaftig

ドイツ語 1883年
約15cmx10,5cm (厚み約3cm)



この祈祷書には
4つの付属品が付いております。
エンボスで花柄が浮き上がるように表現された
おそらく1912年〜のしおり、



以前の持ち主がはさんだであろう手紙、



四葉のクローバーの押し花!!
見つけたページにそのまま挟んでおきますね。

再び素敵な方にお届けできますように。