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こんにちは☆

松浦です。

先週末に買い付けした古書の登録が未だ終わっておらず

マイペースで申し訳ございません。

ボーデ美術館の前で開かれる市にてみつかった

綺麗な紫の古書(ゲーテ)



この後登録します。

ところで、
このボーデ博物館




このベルリンの国立博物館/美術館を紹介する
ホームページの動画
http://www.smb.museum/smb/standorte/index.php?lang=en&objID=28..

が一番わかりやすいと思いますが

ほーんとに、非日常的な空間で
白くて綺麗ですよ〜〜♫


(入り口)






↑この右の小さな机の係員からチケットをかって
この階段の裏にあるコインロッカー(デポジット式で実質無料)
に荷物を預け

オーディオガイド(英語/ドイツ語)を借りたら
いざ出陣です。

※建物の珍しい形状、外観が小さく見えますが
中は広いです!

この間はこの入り口の外にグランドピアノが置かれ、
ピアニストの方が演奏しておられたので、
まさに、上の動画のイメージそのもの
音楽もきこえました。

美術品を鑑賞する場所で生演奏なんてすごい演出...

この博物館の中には彫刻がたくさんあります。

コインのコレクションもすごいらしいのですが

そこは個人的に興味薄で...
絵と彫刻しか私は未だ見ておりません。

撮影は可能でしたが

作品の写真が
今無いのでなんとも説明できませんが、

祭壇や、ギリシャ神話の神々をモチーフとした大理石の彫刻が
素晴らしかったです。



ボーデ博物館にある祭壇の彫刻のひとつにもあった
よくみる構図のひとつ

↓この絵はベルリン絵画館にありますが



(作 ハンス・バルドゥング・グリーン/Hans Baldung Grien
デューラーの弟子と言われる/ルネサンス後期)

キリストを抱えるマリアと、
その隣で足元や足を支える女性、
キリストの頭の方向にはヨハネ

この右の女性は実は
旧約聖書や、福音書にも登場するのですが
マグダラのマリアと言います。


マグダラのマリアはキリストに悪霊
(七つの大罪=高慢•情欲•過食•嫉妬•貪欲•怒り•怠惰)を
追い払ってもらい、自分の罪を理解することができました。


それまでは皆に軽蔑されていましたが
罪をゆるされた後、彼女は聖女になって、
皆にリスペクトされるようになるのです。
(復活するイエスの最初の目撃者でもあり)

という事で、聖母マリアとは違うマリアですが、
彼女はいろいろな作品に登場します。

どんどん脱線しますが、
キリストがマリアを許すシーンの発言、なかなか素敵でした。


上の理由からすごく罪深かったマリアですが
その女さえも許したキリスト。
ある人はその行為を疑問に思いました。

そこでキリストの言った言葉を
ちょっと日本円で訳しますが

”ある金貸しに金を借りた二人がいた、一人は五百万円、もうひとりは五十万円を借りていた。しかし、どちらも返済が出来なかったので、彼は二人の借金を帳消しにしてやった。
さて、この二人のうち、どちらが彼を多く愛するだろうか”

もちろん金貸しさんに感謝して多く愛するのは、
たくさん借金があった方の人ですね。

つまり、

”多く許すものは多く愛される”

という事なのです。



だから!

私も許しましたとも...7つの大罪を


飼い主の留守中

思うがままに振る舞い、

カリカリ(乾燥キャットフード)の入った箱を

引っ掻き回してあちこち穴を開け

中身を四方八方バラ撒いたあと、

野菜味の粒を全て残し、

好きな味だけ食べくさし、


帰宅して唖然とした飼い主を見るや否や

くつろぎながら
ドヤ顔した罪を...































































こんにちは☆

松浦です。

昨晩、ジュースを買いに立ち寄った

なんてことない近所の売店(兼本屋)で

衝撃的な出会いを果たしました。

それにより、
肝心なジュースを買い忘れて帰ってきましたが。



のどの乾きは忘れるほど
夢中になってしまったお品(雑誌)
というのはこちらなんです↓


http://archangel.ocnk.net/product/1306
(2000円!)

"!中世の暮らしですと....ふむふむ"

と、期待して手にしまして

パラパラ...眺めました。




まーあ、はじめの1ページから
衝撃でした(*0*;)




Chirurgia Magna=大外科書
の著者であり中世の医学会に影響をもたらした
フランスの外科医
ギー・ド・ショーリアック先生の
解剖の授業

絵(1363年の資料)


絵画の掲載では

大好きなヒエロニムス•ボス



や、

ジョット・ディ・ボンドーネ
(中世後期/イタリア建築家)
のフレスコ画による


”最後の審判”



”荘厳の聖母”




ベルリン絵画館にある
ハンズ•ホルバインの作品もとりあげられておりました。

当店のブログで

私が過去にちょこちょこ掲載した
画像と同じものやご紹介した事のある作者も登場します。

何しろ”ドイツ”というくくりはなく、

概ね暗黒時代〜ルネサンスの初期頃のよもやま話、
中世をテーマにした情報の宝庫★


当時の人々の暮らしをより豊かに想像させてくれる

素晴らしい編集の歴史雑誌

なのでした。


ーー追記ーーーおまけ猫



うめぼし鼻のおひるね



んがぁ〜 zzZ...zzZ...zzZ...すぴぃ〜




ハイッ…チーズ♪




妨害大成功
































こんにちは☆

松浦です。

週末に見つかった美しい歴史小説

登録いたしました☆





神殿の様な型押しの金の模様が
とてもきれいなご本です♫

http://archangel.ocnk.net/product/1301

ところで
ベルリンは昨日、日中雲ひとつない青空でしたが

信じられない事に夕方は警報がでており、

予報通りに

嵐がやてきました。


暴風で、雨に雷も激しく
...お空荒れ放題。

夕方までには発送や買い物を済ませて
窓を閉め切り、嵐に備えつつも

私は雷の音が神秘的でちょっと好きなもんですから
夜はゴロゴロピカピカ音にいやされておりました。

しかし、
我が家の室内育ちの猫達、

自然の脅威に怯え
クローゼットの中に閉じこもるのではないか

そう心配した私は
クローゼットの中でも数時間快適に過ごせるようにと
猫用寝床までセットしていました。


ところが

事態は
至れり尽くせりの親心を
裏切る結果に...













嵐の夜。

警報もどこ吹く風と
居間の扇風機の前で爆睡するやつ。



それともそれは死んだフリかい
こんにちは☆


松浦です。


昨日行って来たボーデ美術館について
この日記に書きたかったのですが
それは次にいたしまして、、、

本日登録した古書(昨日仕入れたお品)
からご紹介したいと思います♫

骨董市でみつかるお品にしては
とっても古く、そして
背表紙のこの迫力...
一緒に売られていたたくさんの古い本達の中で
かぐや姫の入ったあの竹のようにひとつ輝いていました....

帰って来て拭いたら
やっぱり素敵、


http://archangel.ocnk.net/product/1297

お気に入りのアンティーク達と
ロマンの詰まったキャビネットを
一層素敵に彩ってくれる
古書かと思います。








一緒にご紹介するつもりでした
古いアクセサリー 
一足先にお嫁にもらっていただきました^^

素敵な方々に日本からお取り寄せいただき
当店にやってきた品々は本当に幸せで
私も嬉しいです。




いつもご訪問いただきありがとうございます☆








こんにちは☆

松浦です。

今日のベルリンは
天気予報で比較すると
東京と同じ様な気温です☆

日本並に気温が上がるという情況は
こちらにしては無駄口たたけなくなる暑さでして、

今日は上半身裸で,
渋い顔して歩くおじさん達とよくすれ違いました。


そういえば
サザエさんが、夏には家の前に柄杓で打ち水していましたけど
あれって、意味あるんですね。

我が家のリビングの窓が面している中庭のコンクリートに
管理人さんがさっき水を撒いてくださり、
ずっーとすごしやすくなりました。

ところで、本日は
素敵なお花柄の古書が届きましたので早速登録いたしました♫



http://archangel.ocnk.net/product/1294








この古書
暦(カレンダー)となっておりまして、
日の出日の入りの時間まで載っているんですが。

123年前の1月3日なんて、
真っ暗です。
8時15分に夜が明け、15時56分に日没。

そうでした。
ベルリンは現在の冬もその感じでした。

この暑く明るい夏が終わると、
あるかないかの秋は瞬く間に過ぎさり

おやつの時間がもう真っ暗な夜状態の
暗く長い冬に突入するのです。



ドイツにご旅行予定の方は
是非春か夏にお越しくださいっ☆

ーーーーー追記ーーーーー

★こちらの商品の販売は終了いたしました★
※古書は随時入荷しておりますが、希少なアンティーク品の為
 お買い上げまでの掲載期間が大変短いです。
 またのご縁を楽しみにお待ちしております。











こんにちは☆

松浦です。

今日は、
キャラメル色の素敵な柄の古書を1点登録いたしました。

レッシングの本となっております。





ベルリンは小雨☂が降っており、
雨がふるとこれまたすぐ寒くなるんです。

つま先が既に冷たい.... (冷え性)


失礼ながら
ちょうど足下に転がっていたもふもふ猫を
冷たいつま先で つんつんしてみる事に...






奇襲に...戸惑う
゚★:゚ ヾ(´*д*`)ノ ゚:★゚

こんにちは☆

松浦です。

もうそろそろ注文している
アートな古い本がやってきます。



自らの姿をキリストと重ねあわせて表現した自画像や
ウサギの絵で同じみのアルブレヒト•デューラー

彼の作品集(1920年頃?)と思わしき品が
近日中にご用意できるので私も楽しみにしています☆

さて、昨日の絵画館で見る事のできた
デューラーの作品を下記にひとつご紹介したいと思います。

Albrecht Dürer 中世から近世への芸術移行期と
”アルブレヒト•デューラー”は切り離すことのできない関係です。

デューラーの作品は政治問題、社会問題、内戦や農民の反乱によって引き裂かれた時代の基本的知識を反映しています。

ベルリン絵画館には 製作時期の異なるアルブレヒト•デューラーの絵画が8点 展示されております。



Die Madonna mit dem Zeisig



ニュンベルグと、アウスブルグ
南ドイツにおける最も重要な芸術の拠点であった場所。

そこはイタリア、 特にベネチアとの盛んな貿易関係を保つ地域です。

当時のドイツの若き芸術家にとって最も望ましい旅先はイタリアの地でした。

1494−5年の間
そして1506−6年の間に
デューラーもベネチアへ旅しており
そこでイタリアの芸術家
そしてルネッサンスの思想との出会いを果たしました。

1506年デューラーにとって2度目のイタリア滞在中、
彼は未だに明かされていない誰かの為に
この”madonna with the finch” を製作しました。

作品にはこのようにサインがされていたとの事。

ーAlbertus durer germanus facebat
多くの作品をもつイタリアの巨匠達に感銘を受けた、 あるアーティストよりー

彼は
絵画という分野での功績を恥じる理由のない優れた芸術家は
ドイツにだって存在している!
という事を書き記しておきたかったのです。

ーーーーー参考文献ーーーーー

※参考文献からの訳は独自の解釈となります。
翻訳家ではございませんのでご了承ください。

ベルリン絵画館の50作品についての解説本 英語/ドイツ語/フランス語/イタリア語版があります。 (美術館で買いますので、休刊日には購入できませんが  各種3300+送料700円で新品の販売が可能です)

クーラーの効いた涼しいお部屋で 美味しい珈琲があれば 何時間でも読んで楽しめる解説本です♫

こんにちは☆

松浦です。

今日は、ギャラリーを2つも巡る多忙な一日でしたが
大変贅沢な時間が過ごせました。

写真のギャラリーと
絵画館という美術館に行っておりましたが

このベルリンの絵画館というのが
素晴らしい施設なのです。

なぜここまで知名度が低く、知る人ぞ知る穴場状態なのか
不思議でたまらないほど最高です。


(こちらから動画で一部の展示物が御覧いただけるようです)
http://www.smb.museum/smb/standorte/index.php?lang=de&p=2&objID=35&n=5



レポーターでも有名人でもない私が
世界的な有名絵画を部屋でぽつんと一人眺められるなんて
信じられない話ですが
そんな王様のような贅沢な時間が手に入ってしまうのが
ベルリンの絵画館です。


人影まばらな館内では
おもいゆくまで絵画を眺める事ができ、
ご丁寧に椅子?の貸し出しもあるみたいで
気に入った絵の前に座ってゆっくり眺める人も。




今日は平日で
しかも雨だったので?
お客さんはいつもにも増して少なく

この絵の前に立った時ですら
私の独り占め状態でした♫



館内はドイツらしくかなりきっちりと作品が分別され
案内図も見やすいのですが。


迷ったら振り出しに戻る的な工夫でしょうか、
この白い柱の廊下がどの小部屋からもすぐ見えるような設計になっています。




外見こそ格好良くありませんが、




ひと度足を踏み入れるとそこには
ただただ静かで美しく
雑念を取り払って没頭できる別世界が広がっています。

ちょっと冷房が効いていて
私には寒かったので長居できませんでしたが
次は忘れず上着をもって見に行こうと思います。

あ、

ベルリンには
アートファンにはたまらない。
ちょっと恐縮するぐらいお得な年間パスが有ります。

2013年現在は国立美術館/博物館に自由に入場できる
年間パスが50ユーロです。

(時間限定なら25ユーロ/一番条件の良いパスは100ユーロ)
と、年間パスも何種かありますが

私は好きな時に通常の展示物が見れれば良いので
真ん中の50ユーロのパスにしています。
観光用にも3日有効で19ユーロ?の分があったと思います。

ちなみに本日訪れた
フォトギャラリーも、絵画館も
1回の入場料を支払う場合各10ユーロです。

”絵画館”

好きな人にとってはたまらない
ベルリンのおすすめスポットです。

同時に、
興味の無い方々にとっては大変退屈な場所との事ですので
1日中鑑賞したいという人もいれば20分で持て余す人も要るような施設です。

木曜日は夜22時まで開いているらしいので、
団体でご旅行される場合は集団行動を終えた後などに
お好きな方々同士またはお一人様で行かれる事をおすすめします。

私は必ず一人で行きます。。。













こんにちは☆

松浦です。

日本の今年の夏は
例年の”猛暑”を通り越して”酷暑”と呼ばれている
のだそうですね〜!

外の蒸し暑さと、冷房の効いた室内の温度差で
皆様ご体調をくずされませんように。


ベルリンの夏は
それには到底及びませんが
昨日はなかなか暑かったんです。

それでドイツに住み始めてから初!ですが
扇風機を使いました。。。

家に扇風機がある事すらすっかり忘れておりました。

しかし、クローゼットの中から
忘れ去られていた卓上扇風機?(とても小さいもの)
が出てきました。


早速つけてみると、無事作動しました♫

と、
その時
驚くべき事が。

これまでひんやりしたフローリングに寝そべって
微動だにしなかった猫達が
我が我がと扇風機の前に横たわりましたよ↓



そんなに盛って
お互いの毛が暑いでしょうに。
風のくる所が意外と好きなんですね!(驚)


掃除機は怖がって逃げるので、
扇風機もダメだろうと予想していましたが
扇風機は好きらしいです。


ところで
熱帯の植物、昆虫のイラストの美しい古書
再び入手ができましたので
取り急ぎ登録いたしました♫






ジャングルで生き伸びる為の
警戒色なんでしょうか。
熱帯の虫達は本当に毒々しいですね。


自然界で繁殖する為に進化をつづけ
この姿となったのでしょう。

キャベツの裏にいるシンプルな青虫ですら恐ろしいのに。。。
なんと言うイモムシの世界でしょうか。








こんにちは☆

松浦です。

昨日の骨董市の出会いをひとつご紹介します。

実はこんな、
豪華な持ち手が素敵な
アンティークなナイフとフォークがみつかりました。

持ち手はシルバーのようですが
先はステンレスですので、さびた感じはなく結構鋭いです。





お姫様気分で食事に使用するのも良いですが

アンティークなインテリアにもなる風合い。

どこに置こう、、、、
何に使おう、、、、と


じっと見つめて
迷って

古いモノ特有のオーラをお楽しみいただける一品です♫


(1組2300円で販売中です。新商品の項目にて)

それから

ゲーテ時代のシルエット本とは別の
シルエット本(古書)1点入荷しています♫


古い時代の家庭生活における
日常の光景をアートにしてしまった
こちらの古書も

ため息がでるような美しさです〜














こんにちは☆

松浦です。

昨日アンティークショップで見つけました。
美しい柄と挿絵の
ご本、一点追加いたしました♫






また、ご興味ある方に
御覧いただければと思います。


ところで今
苦労して窓を拭きました....
極寒の国ドイツの窓は
通常2重になっておりまして
1つの窓に上下併せて8枚もガラスが入っているので

リビングだけで16枚のガラスがあり
拭くのも一苦労です。

夏は特に、蜂がぶんぶん入ってくるので。
猫が窓際に狩りにゆく度
ガラスは肉球まみれになるのです。

我が家の窓は簡素なものですが
こんな窓際に私は憧れています。





何も置いていない我が家の窓は
せめて

管理人さんが中庭上手に育てているバラやあじさいが
よく見渡せるように
とりあえず綺麗に拭いておきたいですね。















こんにちは☆

松浦です。


今ガーデニンググッツを購入しようと
いろいろ見ておりましたところ、

とっても可愛いデコレーションを見つけましたので
ちょっとブログに載せておきたくなりました。

これです。。。



古い木製の椅子に??

丸い穴を開けて

寄せ植えの鉢を突っ込んだんですね。



壊れた(壊した?)椅子に

錆たホーロの洗面器に寄せ植えした植物も。


これなんて



鳥の巣まで完備です。




床まで垂れる植物のつるも素敵....



お花盛り盛りの自転車?
だんだんエスカレートしてきました。


お家に要らない椅子のある方は是非
素敵な植木鉢にしてみてはいかがでしょう....!


それから
素敵なお花イラストのご本





また近日中に入荷いたします♫






こんにちは☆

松浦です。


先日
我が家のエントランス部分に、
7月22日−23日はガスの工事をしますと
張り紙がありました。


ふうーん。


とだけ思っておりましたら、早朝8時には
工事の人がやってきました。

今すでに13時なんですが
8時頃から絶え間無しにドリルで穴をあける音が
キッチンから廊下まで
ガー ガー ガー ガー
聞こえるのです。

猫達は今
作業の騒音におびえて
本だなに頭を突っ込んで隠れています。(かわいそ,,,,)




それはそうと、
リビングから廊下に出てみると
早速足に何か刺さったので驚いて上を見上げました。



すると、見上げたその先には穴が。
!??
思いっきり巨大な穴が出現し

切り取られた天井が
瓦礫と化したのか知らぬ間に
廊下がうもれています。。。。


それも勝手に壁紙を剥がしているし,,,!!

しかも、正方形に切り取るならまだしも
こんなアバウトにくりぬいちゃって
あとどう始末されるのでしょうね。



:(’皿”);アタフタ

















こんにちは☆

松浦です。

昨日はあるお誕生日会に招かれたもので
1日ベルリンから離れ
そう遠くは無いですがウィズマールという街に行っておりました。


夫の出身地なので何か用事があると行く場所ですが、
ウィズマールはバルト海の景色が綺麗な所。





神聖ローマ帝国時代から長い間スウェーデンの統治下にあった
小さな街は

写真を撮り忘れましたが
今も北欧チックな建物があり
それにフィッシュマーケットがあったりと


列車で3時間しか離れておりませんが
お魚などなかなか見ないベルリンとは雰囲気が随分異なります。


街で立ち寄った
かわいいお花屋さんで
さっそくこころを奪われた
小さな緑ちゃん↓



なんと

”これを見る度に私を思い出してねと”
一緒にいた義母がさりげなく
プレゼントしてれました!!

お花屋さんにはまた
魅力的な雑貨がいろいろあり....
白い鍵の飾りも手にとって
かわいなー♫と言わんばかりに目を輝かせていると
それまで一緒に買っていただきました。

(恐縮、でもありがとうございました!!)



さっそく窓際に置いています♫
我が家の
ペンキがはげはげの収納扉に鍵もしっくりきました。

緑には本当に癒されますね。
この鉢植えがどんどん育ち

一刻も早く
こんな壁のお家に住みたい...



などと思い描いています。

ところで本日、

木の本が来ましたので1点陳列しております☆

本の書き出しがちょっと素敵なので
ご紹介を...








詩人アイヒェンドルフ(Joseph von Eichendorff)
Der Jäger Abschied=狩人の別れ
の詩のはじめの一節
”Wer hat dich, du schöner Wald,
Aufgebaut so hoch da droben?
Wohl den Meister will ich loben,
So lang noch mein Stimm erschallt.”

美しき森よ
おまえをそこまで造り上げたものは誰なのか
その者を讃えよう
私の声が響くかぎり 

(勝手に訳しました)


この詩は
本当はこんなに長いんですが

Der Jäger Abschied
       
Wer hat dich, du schöner Wald,
Aufgebaut so hoch da droben?
Wohl den Meister will ich loben,
So lang noch mein Stimm erschallt.
Lebe wohl,
Lebe wohl, du schöner Wald!
Tief die Welt verworren schallt,
Oben einsam Rehe grasen,
Und wir ziehen fort und blasen,
Daß es tausendfach verhallt:
Lebe wohl,
Lebe wohl, du schöner Wald!
Banner, der so kühle wallt!
Unter deinen grünen Wogen
Hast du treu uns auferzogen,
Frommer Sagen Aufenthalt!
Lebe wohl,
Lebe wohl, du schöner Wald!
Was wir still gelobt im Wald,
Wollens draußen ehrlich halten,
Ewig bleiben treu die Alten:
Deutsch Panier, das rauschend wallt,
Lebe wohl,
Schirm dich Gott, du schöner Wald!


日本語の歌詞は現時点では見つかりませんでしたが
曲が付けられドイツ語のまま
歌われているようです!


この木のイラストの素敵な古書はタイトルを
Das kleine Baumbuch -
Die Deutschen Waldbäume_
Willi Harwerth による カラーイラスト
図版の小さな本-ドイツの森の木-

と言います。


内容はイラストレーターによる図版他
序文とドイツの森を代表する木々の解説です。
紹介されているのは個々の木ではありますが

ヨーロッパのおとぎ話の舞台として語りつがれたような...
100年を越えて生きた森たちの姿は文化の犠牲となって
今は消えつつある

という事、
森は危機に瀕している!という事を
再確認をさせてくれる貴重な文献でもあります。

書き込みがちょっと読みづらいのですが...
娘が母にまたは母が娘に
プレゼントした形跡のあるお品です。


本書は背表紙が傷んでおりますが
簡単に捨てられず
テープで留められて読まれて来た姿
名前と住所が記されたカ所を見ると

命ある森の木から創られたモノとして
この本も大切に扱ってもらったんだな

と、
温かい気持ちにさせられました。

この本にサインを残した
緑を愛する優しい母と娘の姿が伺い知れます。








こんにちは☆

松浦です。

カフェ日記に書こう、書こうと思っていたのですが
すっかり忘れておりました。

この間、お招きいただいたお宅で
とっっても美味しいお茶をいただいたんです。

それがミントティーだったのですけれど
ケーキの上にちょこんと載っているようなミントではなく


こんな↓





生い茂るわっさわさの葉っぱの
豪快なペパーミント

これを洗って、
マグカップ3分の1程まで入れて、
お湯を直に投入!


大胆なお茶の入れ方と
生命力溢れるフレッシュな香りに驚かされました〜!

※レモンとはちみつを加えても美味しいです

普段から
ミントティーは好きでしたけれど
この味を知った今
乾燥した市販のミントティーでは満足できない体に
なってしまったか...

と思うくらいの革命でした、私の中では。

平日は週に2回程、近所の広場の青空市があるので
私もミントを1束買わねばなりません。

ペパーミントは雑草よりも強く生えるらしいので、
お庭がある方は是非♫


つづきまして、カフェ日記ですが

いつも通っていた
アメリカの某チェーン店のカフェ
が近所にあるのですが

夏の間は観光客の増加でクーダムは荒れており
店員さんもドリンクをつくっては提供する作業に追われて
お掃除に手が回らないのでしょう。

とにかく最近
店内は絶句級にゴミだらけなんです。。。。

落ち着かないので
避難所を探したところ
1ブロック先の角にみつけたカフェ↓



こちらも
セルフサービスの気を使わないカフェで

凝ったお料理はありませんが、
サンドイッチ他ペーストリーの品揃えも良く
お店もとっても綺麗で気に入りました☆

カフェですが
雑誌や新聞のコーナーが読めるようになっており、

コンビニやスーパーににあるような
引き戸の冷蔵庫でのアイスクリーム販売もされております。

なるほどー
と思った事は
各テーブル席に小さな金属の表示が埋め込まれており。
”当店はセルフサービスです”

ご丁寧に表示が。

これは、
”そこに座って待ってもオーダーは取りに来ませんよ”の
優しい言い換えであって、とっても親切な表示なんです。


カフェ激戦区であればあるほどお店には個性があり
利用方法はチンプンカンプンです。


初めて入ったお客さん
とくに観光客や外国人は
”この店、どうやって注文するの??”
”どこで、いつお金払うの”

と少なからず不安に思っていますから、
一言書かれていると助かります。





ちなみに
珈琲をいただきましたが
クッキーではなく(よく付いてくる)
ミントのタブレットがソーサーに添えられていました。

という事で、この近辺には
ありそうで、無かった工夫が各所に見られる
洗練されたお店でした!

ショップ情報
http://www.bagco.de/
Kantstr. 154a
10623 Berlin

Mo - Fr 7.30 - 20.00 Uhr
Sa - So 8.30 - 20.00 Uhr


追記 ーーーーーーー

本日プロテスタントの箱入り賛美歌集
兼祈祷書を登録しました☆



まだまだ実用いただけるような
美しいお品です!

お好きな方
御覧いただければとおもいます。











こんにちは☆

松浦です。

今日は
ヨーロッパの芸術のたくさん掲載されたご本を1点
登録しておりますので
お好きな方は御覧いただければとおもいます。


古い絵の写真をこうして登録毎に
眺めておりますと
いろんな画家について知る機会が持てるのですが

そんな中
ある作家さんの作品を
個人的にとっても好きになりました。



この作品集?
も注文しようと今おもっている所です。

これは
’快楽の園”



3面鏡のようなパネル型作品の右翼の一部で
人間を飲み込んでは排泄する青い悪魔
が描かれています。

右翼の上あたりには、
人間たちが悪魔の群れに様々な責め苦を受ける地獄を描いた場面



「樹幹人間」と耳の戦車
そうグロテスクな表現でもないのに
卵の殻で出来た怪物の姿、中が居酒屋という設定も
おぞましい...

そう言われているだけに
まさしく怪奇幻想画家としての本領が発揮された傑作
のようです。

旧約聖書のストーリーの通り
本作品は左側で神が土からつくったアダムと
命在るものの母(エバ)イブを結び


真ん中のパネルは人が増えて好色の罪を犯し始める
様子。


左側では(人の)悪が増大し悪魔に罰せられる様子。
が描かれているのだと思います。

さらに、面白い事に、この
作品は両翼を閉じるとこのようになります。



神が創っている最中の地球の姿(地動説!)


天地創造 
1日目に天と地を創造し、そこへ光を与えて昼と夜にし
2日目水を分けて空を海にし、乾いた所を陸とし
3日目地に種のある実をつける植物をはえさせた....
4日目地に種類に従って生き物を生じさせた

とのことで、3日目の様子という説が強いです。

(しかし小さくて見えないだけで動物や水の生き物がもういたかもしれないので4日目かも?)

ですので順番的には、
開いてから中を見る感じになりますね。

この続きの世界は中の様子左中右
さらに続きの世界は?
というと昨日の日記に書いたとおり
洪水で一度滅ぼされてしまうんですが...

さらにずっと先は、
この絵を前にしている私たちのいる世界こそ
続きという事でしょうね。


と、
そんなボス氏の
作品の一部も本書に掲載がございますよ!





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アーティスト情報



ヒエロニムス・ボス
(Hieronymus Bosch/本名:Jeroen van Aken、1450年頃- 1516年)ルネサンス期のネーデルラントの画家。
活動場所が異なりますが、
レオナルド・ダ・ヴィンチ (伊1452年- 1519年)とほとんど同じ時代に生きた画家です。


代表作

快楽の園(1480年 - 1500年頃)(プラド美術館)
乾草車(1490年 - 1500年頃)(プラド美術館)
聖アントニウスの誘惑(リスボン国立古美術館)
 東方三博士の礼拝(1510年頃)(プラド美術館)


プラド美術館、行きたいです!!!


詳しくはこちらからもどうぞ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%B9



こんにちは☆

松浦です。


ベルリンは肌寒い夏の日々が続いております☆

先日、
ご縁があってクリスチャンの方々とお会いしました。

それでお話を聞いているうち、
わたしの普段扱っているような古書の中に出てくるものや
芸術、日常効いている音楽すらも
どれだけ宗教の影響を受けて出来たのかという事がわかり...
好奇心の扉をまたひとつ開いてしまいました。

それでいろいろ文献を読んでいた矢先、
聖書考古学を研究しているチームが
トルコにある山でその
ノアの方舟の残骸を発見した!
という動画を見ました。

※7月17日は
上のノアの方舟がトルコの山に漂流したとされる
聖なる日です。


結果このお話を思い出した所です。



旧約聖書の創世記におけるひとシーン。

堕落してしまった人間達の姿を見て
”創るんじゃなかった〜”
と後悔した創造主(神様)が
洪水による世界滅亡を企てました。

その計画の進行中ヤハウェ(唯一神)に従う無垢な人として
助けてもらえることになった
預言者の一人で善良な人 ノア




ノアが
これから起こる
大洪水の間、家族と動物(雄雌の対)と生活するための
方舟を建設している様子。

そうしてこの方舟の扉が閉った後
お告げの通りの大雨大洪水が起こり
中のものは生かされ
外のものは滅びたそうです。



神話と、現代の発見を照らし合わせて
大変興味をもった事が2つ。



ひとつは、
(神様がいて、方舟が本物という前提で)

なぜ神様は
今こういう発見を人類にさせたのかという事です。
”あんまりお行儀悪くしているとまた滅ぼすよ。”

というメッセージでしょうか。。。




もうひとつは、
この大洪水によって人類が滅亡したという説は
ノアの方舟のみならず
世界で270もの神話となって語り継がれているという事です。
これだけ広く伝わる話には
後付けされたエピソードがあったにしても
そのモデルとなった実話があったのでしょう。

インドだかの神話のなかでは
最初の世界は1700t何十年続いてから滅んだ。
と期間の記載まであるそうです。


恐竜がいた事の層の
石炭の中から人が創った道具がみつかり
恐竜は絶滅の前人と共存していたのではないかという説もあったりと...

それで日本にも同じ様な言い伝えがあるのでは?
と思ったのですが
日本の昔話からは
ノアの方舟 (Noah's Ark)らしきお話は出てきませんでした。


しかし、
お祭りで担ぐ”御神輿’

これもまた旧約聖書にも登場する

”契約の箱”






箱の中には
預言者モーセが神から与えられたとされる10の戒律


主が唯一の神であること
偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
神の名を徒らに取り上げてはならないこと
安息日を守ること
父母を敬うこと
殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
姦淫をしてはいけないこと
盗んではいけないこと
偽証してはいけないこと(嘘を言ってはならない)
隣人の家をむさぼってはいけないこと

が記された石板が入っているらしいです。
(しかも神が石の板に指で彫って書いたらしい)
参考http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%88%92

この契約の箱の形状は
日本の御神輿とそっくりですね....!

と、
古代ユダヤの聖櫃(せいひつ)=Holy Ark

が神輿に似ている事もあって、
ユダヤ教徒あるいはユダヤの文化は
日本に伝来したとする説があるようです。

この十戒は
イスラエルの民が神輿のように担いで荒野を異動したのですが、
約束の土地CANNANにさしかかった時
箱が人を誘導しはじめました。

その箱の前では
河が干上がったり、エリコの城壁が崩れたり
信じられない事が起こったようです。


紀元前965年
ソロモン王はエルサレムに大きな神殿を建設し、
至聖室というところに
この箱は置かれました。

聖書によると400年もそこにあったのだそうです。

しかし、
紀元前6世紀
その箱は忽然と姿を消し

箱の在処をについて諸説唱えられているようです。

その説の一つに
なんと契約の箱は四国の剣山”つるぎさん”
の洞窟の中にある....
(まさかのわたしの実家近辺)

という説がありました。

しかもです
平安京のマーク
陰陽師も使ったといわれる「六芒星」は
「ユダヤのシンボル ダビデの星」と同じ型

さらには
平安京という言葉自体も
ヘブライ語訳はエルサレムになるという一致

これは....

契約の箱の行方は
エチオピアではなくて、やっぱり日本の山の洞窟でしょう!


そう信じて
太古のロマンを感じているところです。






”ふーうん”












































こんにちは☆

松浦です。

私もめったに手にする事ができないような
美術品級に!
美しい古書を本日は1つ登録いたしました♫



と、
本書のご紹介前に


また
くだらないお話かもしれませんが...
ちょっと面白いものをみつけてしまったので
御覧いただきたいと思います。

↓↓↓この文字を無意識に眺めてみてください↓↓↓






さて、
何が書いてありましたでしょうか???


実は
最初に目にとまった3つの単語
それこそが
あなた様が人生で手に入れたいモノのなのだそうです

ちなみに私が見つけた言葉は

あい=愛

よゆう=余裕

なし=梨?!?!


でした!愛、余裕はともかく
梨が大好きだって
何故そんなピンポイントでわかったんでしょう!

(溺愛している猫や、珈琲は何処へ?!)

お暇がある方是非
お試しになってみてください。。。。

そして、
新商品のご紹介に戻ります。







古いホーリーカード?付きの本書は

Gesangbuch zum Gottesdienstlichen Gebrauch für Evangelische Gemeinen

=福音派の礼拝使用の為の賛美歌集

となっております。


1853年ベルリンにて発刊の本書は
1855年のスタンプと1863年の書き込みが確認できます。
私が本書を入手したのもまたベルリンです。
この160年の間ベルリンに留まりここで時を重ねてきたのでしょう。

表裏表紙の角を彩る花は
おそらく「純潔」「三位一体」の象徴としての
百合の花でしょう。

しっかりと分厚い古書ながら
本体はベルベットの生地で包まれた柔らかさと
息をのむような華麗な装飾が施されております。

美術品級のこの美しさには
手にした誰もが心を和ませられることでしょう。


ーー追伸 7月15日ーーー
★こちらの商品の販売は終了いたしました★
※古書は随時入荷しておりますが、希少なアンティーク品の為
 お買い上げまでの掲載期間が大変短いです。
 お見逃しのないよう宜しくお願いいたします。

















”Der Römische Brunnen”
ローマの泉 (参考)写真はイメージです
http://homepage2.nifty.com/182494/LiederhausUmegaoka/songs/S/Schoeck/S1272.htm


Auf steigt der Strahl, und fallend gießt
Er voll der Marmorschale Rund,
Die, sich verschleiernd, überfließt

煌めき噴きあげ 降りそそぎ
大理石盤 縁まで満たし
紗に覆わるるかに 満ち溢れ

In einer zweiten Schale Grund;
Die zweite gibt, sie wird zu reich,
Der dritten wallend ihre Flut,

次なる盤の底に落つ
そもまた満ち満ち
更なる盤波立て溢る

Und jede nimmt und gibt zugleich
Und strömt und ruht.

いずれも受け また与え
流れて 憩う





こんにちは☆

松浦です。


昨日の日記に書きました興味深いベルリンの古書店にて
購入しました。

詩集を1点、登録しました。







本書は
Conrad Ferdinand Meyer


の詩集です。
(噴水と著者の肖像は本詩集には含まれません)

裕福な家庭のおぼっちゃんとして生まれつつ
若くして父親の死、後に母親の自殺に面しており
不安定な青年期を送りましたが
母親の自殺が彼の自己回復のきっかけとなりました。

その後、訪れたイタリアでは
人文、歴史に大きな興味をいただき
Louis Vulliemin や Jacob Burckhardtによる影響を
受けたそうです。


生前は叙事詩、歴史小説も手がけた同著者ですが
本詩集は1912年に編集出版されたようです




コレクションにいかがでしょう☆


こんにちは☆

松浦です。

日本は熱中症で倒れる方が続出の猛暑なのですね、
ベルリンは肌寒くて私はまた
トレンチコートを引っ張りだしてきたところです。


今日は
少しくらい運動しなかれば。。。
と思い立ちまして
電車を使わずに目的地へ出かけておりました。

16時15分に出発して18時15分の帰宅
たった2時間のお散歩コースでしたが
面白いものをいろいろ見ることができ
良い経験になりました。


本日の目的地は、私の住む西ベルリンの中心からは
電車で4−5駅?
徒歩(無理矢理)50分くらいの場所にある

この本屋さん!
参考 http://buecherhalle-berlin.de/infos.htm



場所 Hauptstraße 154 10827 Berlin‎

古書店特有のホコリっぽさもなく、
綺麗に整理整頓された品々が綺麗に並ぶお店です。

鍵のかかったショーケースには1810年頃やそれ以前の
文化遺産レベルで希少なご本もございましたよ。

1階のみならず、



人が一人通れる程度の幅で、
段差があって注意して歩かなければ
コケそうになる作りの2階部分もありました。

高所恐怖症の方だとちょっと冷やっとさせられます。

しかし、お店の人の感じも良く
海辺のカフカの佐伯さん風ドイツ人マダムが
お会計してくれました。

お店を出て歩いてすぐの場所には
”Heinrich-von-Kleist-Park”

ハインリッヒ フォン クライストパーク
という緑地公園のようなものがあります。



そして


(Die Königskolonnaden)
公園の裏側?にあるDie Königskolonnadenが通り側からよく見えます。

この美しい柱の並ぶ神聖な雰囲気の建造物
その昔、ここには存在しませんでした。


(↑ 1909年)

最初のDie Königskolonnadenは
ドイツの建築士Carl von Gontardの計画の下
1777 年〜 1780年、ロココから新古典主義の移行期
に建設されたのです。

しかし、
1910年ー1911年、
その場所が鉄道の駅を建設する場所として必要になり、
取り壊されました。

そうして
ベルリンの主要駅の一つ
アレクサンダープラッツ駅の建設の1年後
Die Königskolonnadenは現在のクライストパークのある場所
に再建されたのだそうです。


まあ、このエリアは、
日中の治安まで悪いとは言いませんが
こ綺麗な雰囲気の街ではございません。
スーパーはたくさんありますが
安かろう悪かろうな品質の生鮮食品が多い印象です。
ヨーロッパらしい雰囲気の
おしゃれなカフェ等も見かけませんでした。

普段電車の窓から眺める一瞬の景色には
土を踏んで歩かないとわからない世界が広がっています。

隣街とはいえ、
ちょっとドイツらしからぬ異空間。
路上でシートを広げ、不要品を売ってお金を稼ぐ
トルコ系移民の子供達の姿が印象的でした。

あの子達の目に映る景色もまた
私のそれとは違っているのでしょう。